ミシュランプライマシー3。突き上げ緩和。乗り心地大幅向上。

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悩みに悩んだ結果、タイヤはミシュランプライマシー3へ決めました。決め手はリンカーン・タウンカーに履かせていたプライマシーLCが好印象だったことと、対抗馬であるGR-XIに比べて価格が安く、なんとなく外車には海外タイヤかな?という先入観も手伝いました。

タイヤの交換はスーパーオートバックスへ持ち込んで交換してもらいました。街乗り・高速走行含めて、約150km程走ったので個人的な感想を記載していこうと思います。

(16-09-09記事更新)

 

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・車への積み込みにちょっと一苦労

・思いのほか大きかった

通販で購入したので店頭への持ち込みは自分で。18インチなので思いのほか大きく、トランクに2本、後席に2本と分けて積み込みました。なんとか積載し、トランクは無理やり締めこまないと入りきりませんでした。

トランク積載画像

 

リアシートに積載

 

レザーシートがタイヤの油分やら汚れやらで汚れてしまうので、ダンボールを下敷きに積載。室内は新品のタイヤ臭さでいっぱいでした(笑)通販購入はタイヤの製造月日が指定できず、半年~1年前のタイヤが送られてくる。と、ちらほら見かけますが、届いたタイヤの製造刻印を見るとなんと16年24週。

新鮮そのもののタイヤが届きました。その上店舗で購入するよりも格段に安い。本当にいい買い物をしたと心から思います。

 

●プライマシー3・ST仕様の存在

私のタイヤサイズは245/50-18です。このサイズはプライマシー3「ST」といって、通常のプライマシー3とパターンが違うようです。

トレッドパターン

 

プライマシー3ST仕様

・静粛性・耐摩耗性が異なる

通常のプライマシー3と比べて何が違うかというと、STなるものはアジア向けに商品開発がなされているとかで、静粛性が良いとのこと。通常のプライマシー3と比べたことはありませんが、そのパターンは結構異なるようです。

タイヤに記載されている数値にも違いがあります。UTQGの刻印、Treadwear(トレッド摩耗)340とあります。この数値は100を基準にして、例えば200ならば倍の耐摩耗性が有るという事らしいですね。通常のプライマシー3が「240」なのでSTは比べてかなりの耐摩耗性がある、ということになるのでしょうか。

STがよりコンフォート寄りで、通常の物がグリップ重視、と書かれているサイトもあります。

STであるのか?STではないのか?はタイヤサイズにより決まってくるそうなので、例えばプライマシー3ST仕様が欲しいのにサイズがない、といったことや、この事情を知らないで注文して届いたのがST仕様、どうしてくれる?

といったトラブルに発展する可能性もはらんでいる気がしています。

何故このような販売方法をとっているのかは謎ですが、ユーザーにはなんの告知もしてないようですから(私も知りませんでした)、せめて2パターンあるよ。位の宣伝はしたほうがいいかと思うのです….。

プライマシー3・STについて、コチラで詳しく調べたことをまとめてみました。製造国やタイヤサイズ、その性能などを記載してあります。

参考にして下さい。

話がちょっとそれましたが肝心のレビューをしようと思います。素人が感じたままのレビューですので、参考程度に留めておいて下さい。

 

●交換後に突き上げが緩和された

まず交換して最初に感じたことは突き上げ感の軽減です。前タイヤのGR-XTですが、これは前車にも履かせていましたし、

今のDTSも購入したときからずっとGR-XTだったので性格はよくわかっているつもりです。これまでずっと突き上げの硬さ、には悩んできて空気圧の調整を繰り返していたものですが、プライマシー3にした途端、突き上げがマイルドになりました。

「ドンドン」が「トントン」に。音にすると濁点が取れたようなイメージですかね。

・GR-XTは硬かった

擦り減った中古のタイヤと新品のタイヤとではブロックの厚みも違うでしょうから、当然ゴム厚のある新品タイヤの方が突き上げがマイルドになるのは当然ではありますが、GR-XTの新品の頃の感覚は「硬いなあ~」という印象が非常に強かったのを覚えていますので、この部分はプライマシー3の方が優秀だと思います。

・直進性の高さも好印象

あとは直進性が高いと感じます。車がまっすぐ進もうとする力が強いです。一定速度で走行しているとき、ハンドルを微調整するわずらわしさが少し減りました。

 

●静粛性ではGR-XTに劣る

・やはりレグノは圧倒的に静か

ですが、静粛性に関してはやはりレグノ・GR-XTの方が静かでした。これは間違いありません。レグノに履き替えたときのあの異常な程の静けさはかなりインパクトがありますから。誤解のないよう付け加えますがプライマシー3がうるさいのではなく、レグノが静かすぎるのです。

・プライマシー3も十分な静けさ

プライマシー3も静かです。キレイに舗装された道路なんか走ると何の音も聞こえてきません。悪路を走ると割とゴー音が室内に響いてきますね。タイヤ交換直前、愛車に履いていた約5年前のヒビ割れ2~3部山のGR-XTと静粛性ではほぼ同じ印象です。この辺は国産タイヤの方が日本の路面に適しているんでしょう。

・ハンドリングとブレーキングも若干向上

交換してからあまり轍にハンドルをとられなくなったこと、ブレーキがよく効くようになったと感じましたが、これらは銘柄にかかわらず、タイヤを新品にしたから受けられた恩恵と捉えてます。

 

●トータルで考えれば満足の性能

コストの面も含めてプライマシー3にして正解だったと思えます。多少ロードノイズはうるさくなりそうですが、キャデラックDTSはそれなりに静粛性を備えた車なので、許容範囲です。新品のタイヤは気分もいいし、精神衛生上でも大きく貢献してくれました。

全体的な乗り味の雰囲気は前車リンカーン・タウンカーに履かせていたプライマシーLC、ENERGY MXV8に近いものだと感じます。しなやかで安心感のあるタイヤという印象。

これでプライマシー3のレビューを終えます。お盆には長距離走行が待っているので、楽しいドライブとなりそうです。

 

※(16-09-09)記事更新

お盆に田舎に帰り、無事に帰宅しました。横浜-秋田間の約650km、往復で1,300kmを走りましたので少し追加のインプレを。

道中は主に東北道をずっと北上してそのまま秋田道に入ります。東北道に入る前に横羽線だか湾岸線だか(名前がよくわかりません。)を走って東北道に入ります。確か横羽線だったと思うのですが、道路の継ぎ目の段差で結構衝撃がくるんです。ここは昔からそうです。

プライマシー3に替えたことで明らかにその衝撃が緩和されてました。GR-XTと比べると半減までいかないにしろ、体感で3分の2位の衝撃でしょうか。突き上げ感がマイルドになったことは間違いありません。

ロードノイズはやはりレグノGR-XTに軍配があがりますね。荒れた路面を走るとゴーゴー言います。

ですけど長時間の高速走行は風切り音もそれなりにうるさく、煩わしくなっていくもの。ですのでロードノイズがすっごいうるさいなあ、気になるなあ、とまではなりませんでした。

ちょっと関心したのが排水性の高さです。今回の帰省は横浜に戻ろう、という時にちょうど関東に台風が近づいてきていて、東京辺りに着く頃には台風のせいで雨風が強かったんです。当然路面もウエットになるわけで、結構水はけの悪い道路もあったのですけど、スーっと走っていけたんです。もちろん速度は控えめにしていましたよ。

例えば水たまりの上を走ると抵抗感がありますよね?それが感じられませんでした。これがただ新品のタイヤを履かせただけの恩恵なのか、速度を落として走行したからなのか、プライマシー3のおかげなのかは定かではありませんが….。

今の通勤車の軽も新品購入したヨコハマのブルーアースを履いているんです。これは水たまりの上を走るとしっかり抵抗があります。そう考えるとプライマシー3のおかげかもなあ、とも思います。

 

他、タイヤレビュー記事はこちら

タイヤレビュー~ピレリP1を履いてみました。

 

 

コメント

  1. […] そうやって無我夢中で記事を書き続けていたところ、日に10アクセス近く集める記事がでてきました。こちらです。 […]

  2. […] ミシュランプライマシー3でもこの方法が採用されていて、よくよく見てみるとタイヤの中央に薄く、黒い線が入っている。国内でも海外でもタイヤの静電気を除去しようという考えは共通のようだ。 […]

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