昔からオーディオの音質を調整するのが好きでした。
CDラジカセやウォークマン、テレビやゲームなど大体の家電は音質を自分好みにいじっています。車も例外ではなく、イコライザーをあれこれいじってはまた違った楽しみを見出しています。
今回イコライザー調整の1つの指針と言えるかもしれない、「パーフェクト」という波形?を試してみました。
カーオーディオのイコライザー調整
イコライザーとは平均化する、ということ
前置きで音をいじるのが好きだと明言しましたが、特段耳が良いとか絶対音感があるとか、そういったスキルがある人間ではありません。
オーディオマニアでもなんでもないのですが、単純に音の変化が好きなだけです。そんな私がイコライザーの本当の意味を知ったのはつい最近のことです。
イコライザーというのは音を補正するという意味合いが強く、音色を自分好みに変化させる機能ではないということ。
“equalize”という単語には、“等しくする”、“平均化する”という意味があるのだが、イコライザーもまさに、“もともとの音(原音)と同じ音にする”ための機能であり、“周波数特性を平均化する”ための機能である。要は、“補正”を目的とした機能なのだ。
低音を強調させたり高音をキラキラに、自分好みにカスタマイズする機能。という認識の方も多いと思うけど実は「原音再生」を目的としている機能。
イコライザー・パーフェクト
最近イコライザー調整にも1つの叩き台とでも言うか、お手本があればなあ。と思うことが増えました。今までは自分の耳を信じて自分が良ければそれでいい。と思っていたので。決してこの考えも間違いではないと思うのですが。
そのお手本を探しにネットで探してみるとやはりありました。
2004年頃に流行ったらしい「パーフェクト」なるものの波形の存在を知りました。それがこちらです。
とにかくこの設定にしておけば間違いない、とのこと。ジャンルを問わずあらゆる音楽を心地よく聴けるそうです。
この波形をカーオーディオのイコライザーに当てはめて調整してみました。
サイバーナビのイコライザー設定画面です。
なんとなくこんな感じかな?といった具合にセッティングをしただけで、あまり細かく考えていません。そんな適当にセッティングをマネただけでもかなり効果の見込める調整方法です。
これだけ各数値をプラス方向に動かしているにも関わらず、全然耳疲れがありません。それでいて「圧」を感じるこの設定。パーフェクトを名乗るのは伊達ではないなあ。と。
そしてさぞかし低音ブンブンでうるさい設定なのだろう、と思っていたら実際には全くそんなことはなく、むしろ物足りない。
私は近頃低音にはあまり興味を持たなくなってきたので、ちょっと足りない位がちょうどいい感じ。
私もこれまで色々とイコライザーをいじくり倒し、どこを触るとこう変化する。という具合がわかっていたつもりでしたが、この調整はいい意味で裏切ってくれました。
全域プラス方向に動かす。とは思いもしなかったので、この設定方法を知らなければ一生試す機会はなかったことでしょう。
しばらくはこの設定で音楽を楽しめそうです。
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