純正でセンタースピーカーが搭載されている車、とても増えましたよね。
昔は1部の高級車御用達の装備、といった風潮がありましたが現在では手の届く車にも多く採用されているように思います。
センタースピーカーが受け持つ音域は中・高音。
特に中域を受け持つとされています。
このセンタースピーカーを交換するだけでも、場合によってはかなりの音質向上が望めます。
センタースピーカーの交換で音質向上
ガッツリやらなくても…
昔はオーディオに凝っていた時期がある。
欲を言えば音が良いにこしたことはない。けど今はあまり興味ないから純正でもまあまあいいか、位な気持ち。
そんな私が実践していることがある。
オーディオにかける資金は勿体ない。だけど純正の音質はちょっと気になる…
そんな方に1つの選択肢として紹介したいのがセンタースピーカーのみ交換。というプラン。
センタースピーカーは中・高音を受け持っています。
この帯域はスピーカーを交換することで変化を受けやすい帯域です。
特にヴォーカルの帯域は如実に変化します。
交換することで音の変化を感じ取りやすく、「カスタムした感」をより強く味わえます。
「センタースピーカー1つ交換するだけで結構満足。」
「これ位が費用対効果に見合ってる。」
そんな意見もある程です。
車のオーディオ周りはこだわりだすとお金がいくらあっても足りません。
私にも少し経験があるのですが、どこかを交換するとどこかが気になる。
スピーカーの次はアンプ、ヘッドユニット、ウーファー、
果てにはデッドニング、スピーカーケーブル…
いわゆるオーディオ沼にハマっていきます。
そして次々に出てくる新作。
カーオーディオを否定するわけではないですが、たくさんお金がかかるのは事実です。
今はスピーカーにまで資金を回せない、資源を集中できない。
純正のこもった音質は気になる。だけど昔のように沼化したくない。
そう思い、ここ10年位はセンタースピーカーのみの交換。を実践しています。
手軽に交換できる
![XTSセンタースピーカー](https://iico10.com/wp-content/uploads/2022/01/20211127_155032-1024x768.jpg)
センタースピーカーは1つしかありません。
ゆえに交換も簡単です。お金もあまりかかりません。
交換自体もドアの内張りを剥がして…
とか少々大げさな作業になることなく、大体がダッシュボードのグリルネットを外すだけです。
合わせて純正ツイーター部分を変えてもより良い結果が見込めます。
センタースピーカーは少し特殊なサイズのことが多く、10cm以下の物が多いです。
3インチとか3.5インチとか呼ばれているものです。
この手のスピーカーはアメリカではポピュラーなサイズで、多くの社外スピーカーが発売されています。
ここ最近、国産車でもセンタースピーカーに上記サイズのスピーカーを採用することが増えてきました。
それに合わせるように、3インチ、3.5インチのスピーカーも増えてきてます。
ブルームーンオーディオを選ぶ
![](https://iico10.com/wp-content/uploads/2022/01/20211127_153645-1024x768.jpg)
![](https://iico10.com/wp-content/uploads/2022/01/20211127_153649-1024x768.jpg)
![](https://iico10.com/wp-content/uploads/2022/01/20211127_153704-768x1024.jpg)
![](https://iico10.com/wp-content/uploads/2022/01/20211127_153715-1024x768.jpg)
![](https://iico10.com/wp-content/uploads/2022/01/20211127_162907-1024x768.jpg)
今回選んだスピーカーはブルームーンオーディオというメーカーのスピーカー。
MADE IN JAPANです。
まだあまり知名度はありませんが、クセのない音を出すことで評判です。
いい意味で乾いた音。とどこかに書いてありました。
まだこのメーカーが立ち上がってから数年しか経っていないそうですが、
口コミで広がってジワジワとファンが増えているようです。
私も数年前から気になっていたメーカーです。
それが、なんとなく見ていたヤフオクで発見してしまったのでポチっと。
今までは1万円前後のJBLやロックフォードのセンタースピーカーを購入していましたが、もうちょっと高めの価格帯のセンタースピーカーを試してみたかったので。定価は3.5万程度です。
口コミの評判の良さと何よりその名前がカッコイイ。
青色が好きな私にはうってつけなスピーカー。そして日本製。
装着後、1つのスピーカーに数万円投資するのは久しぶりなのでドキドキしながら車のエンジンをかけます。
迫る中音、クリアな音質
その結果は大成功でした。
中音のクオリティが向上し、純正状態よりもハッキリ主張してくるように。
グイグイ前面に出てくると言うか。
キャデラックXTSには元々BOSE製のサラウンドシステム(センターポイントサラウンドシステム)、ダッシュボード上に音像を集めるシステムを備えていますが、それがより鮮明に映し出される感じです。
今までの音調整ではさ行が耳につく感じがしたので高音のレベルを1~2段階下げました。
それ位強烈な変化でした。
気になっていたこもり音が解消され、だいぶクリアな音質に変化。
カロッツェリア的なシャリ感もなく、アルパインのスピーカー特性に近い感じがしました。
1万~からでも狙える
ここで紹介したブルームーンオーディオのMX080はそれなりの値段がしますが、
新品で1万前後から購入できるメーカーもあります。
JBLやキッカー、MBクオートなんかは試しやすいのではないでしょうか。
JBLは私も何度も購入したことがあります。
この値段であれば万が一失敗してもキズは浅くて済むかも?
気になれば調べてみてください。
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