車検切れで走っている車って意外と多いんです。
実に全国に20万台程もあるそうです。凄いと思いませんか?車検が切れているということは自賠責保険もおそらく切れているでしょうし….。
そんな状態で事故を起こしたらどうなってしまうのか、想像するだけでも怖いです。
そんな車検切れの車を瞬時に判別することのできるシステムを国土交通省が導入するようです。
ナンバー自動読み取り装置、全国導入へ
9月から始まっていた
国土交通省は、街頭検査「ナンバー自動読取装置」を導入して公道を走行している車検切れ車両を把握、ドライバーに直接指導・警告する対策を9月から開始していたそうです。
こんなことになっていたんですね。全然知りませんでした。
車のナンバーを読み取るのはオービスと同じですが、これは速度に関わらず常に監視を続け、車検切れの車を摘発。国土交通省と警察が連携して作ったシステムでナンバーを読み取ると車検切れかどうかがわかる、という仕組み。
驚くべきは全国に20万台もの車検切れの車がある、ということです。
私が車に乗りはじめた頃は無車検で走るのは絶対にやめろ、と先輩や友人から散々言われたので無車検で走行などとんでもないことだ、という意識が根付いているのですが、
車検取らなくたって車は走る、捕まらなきゃいいだけ、と考えている人が多いことの表れなのではないかと思います。
全部がそういったケースではないでしょうけど、確実に確信犯はいるでしょう。
しかし今後はこの取締り方法が常となっていくでしょうから無車検車両は減っていくはず。
取締りの流れとしては
1.ナンバーの撮影
2.車検切れ車両の確認
3.誘導・引き込み
4.警告
となっているようです。ねずみと同じ感じでしょう。
車検切れで捕まるとどうなる?
気になる罰則ですが当然重い罰則が待っています。
交通違反点数:6点加算
刑事罰:6か月以下の懲役または30万円以下の罰金
以上のようになっています。6点加算ですから一発免停は免れません。
そして無車検ということは大体が自賠責の保険も切れているケースが多いと思います。
自賠責保険が切れていても罰則があります。
交通違反点数:6点加算
刑事罰:1年以下の懲役または50万円以下の罰金
車検切れよりも重い罰則となっており、車検切れの罰則と合わせると最大80万の罰則金が課されることになります。
無車検走行のリスクがかなり大きいことをわかっていただけたでしょうか?
費用はかかってしまいますが、日本で車を運用する上では仕方ないことです。車検はしっかり受けましょう。
あまり詳しくはわからないのですが、無車検だと本当に気づかずに車を運用していて摘発された場合、注意・警告だけで済むケースもあるようです。
この辺はそのときの警察官の塩梅にもよってきたり、結構グレーゾーンのような気もしますが、本格的に自動取締りシステムが稼働し始めたらハッキリしてくるのではないでしょうか。
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