<キャデラック修理>ヘッドライトLEDの交換

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アメ車体験談

キャデラックXTSのヘッドライトにはLEDポジションライトが使われています。

これがある日点灯していないことに気が付きました。

デイライト仕様の為に昼間でも点灯しているので、片側だけ点灯していないのは非常に違和感があります。

今回はこのLEDライトの交換をしてみました。

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LEDデイライトの交換

ライトの準備

輸入した純正LEDライト
新品のLEDライト
ドイツ製のようです
アルミの台座は放熱の為

毎度のことながらキャデラックXTSの修理には手間がかかる。

日本には部品の在庫がまずないので故障したらアメリカへオーダーするのが常。

この年式辺りからヘッドライトもLED化が進みだし、点灯しなくなったデイライトは専用ユニットのLEDが使われています。

これは同年代のATS、CTS、SRXクロスオーバー、CT6辺りと同じような作りだと思われます。

ちなみにテールライトのLEDはドゥビルの頃からフルLEDとなっていて、今日のLED化が進む世の中を見れば車載用LEDに関してはGMに先見の明があるといえる。

車載用ともなれば衝撃や放熱に関してシビアな条件が求められるはずだけど、LED本体の大きさに対して必要以上にも見える大きな放熱フィン。

GM長年のフィードバックの賜物か。

デイライトともなれば発熱量も相当なものなのでしょう。

これをrockautoで送料込み7,000円程で手に入れ、子供達のお世話をしながらわずかな隙間時間を使い、交換に踏み切る。

しかしどうしてLEDが切れてしまったのか?

原因はわからないけど、点灯しなくなってしまったものを嘆いても仕方ない。

問題なのは交換にどれだけの時間を要するのかわからないところ。

ヘッドライト本体の下部にこのユニットが取りついているのはわかっている。

だけどXTSのヘッドライトはバンパーを外さなければならないし、非常にめんどくさい。

かといってボンネットを開けただけではアクセスできない。

そこでyoutubeを詳しく漁ってみたところ、このLEDユニットを交換している動画を2件発見。

ジャッキアップして下からアクセスできるらしい。

予想はしていたけどそれしかなさそうだ。

前日の夜に使いそうな工具を事前に用意して、翌朝交換作業へと踏み切りました。

LED故障の原因は水の侵入

LEDが故障した部分
ここをめくってアクセスできる
画像中央部がLEDユニット
取り外したLED
LED素子部に水が浸入した形跡がある

数年前にボーナスで購入した電動ジャッキを使って車体を持ち上げる。

これは買って良かったと今でも思う。

もともとは通勤車のスタッドレスタイヤの付け替え作業にと購入したもの。作業効率も上がり、かなり重宝している。

速いし楽だし本当に便利。タイヤ交換のみならず、ちょっとした整備や点検にも使えてちょうどいい。欲を言えば両輪同時に上げるために2つ欲しい。

youtube動画で見た通り、まずはヘッドライト下部辺りの不織布をめくる。これはネジで止まっているだけなので簡単に外せる。

すると画像中央のようにLEDユニットが見えてくるわけだけど、少し遠い。そしてトルクスネジだ。少し柄の長い工具じゃないと届きづらい。

スペースが狭いとか周りが邪魔で手が入りにくいとか、そういったことはなさそうだったので一安心。

とはいえ微妙に距離が遠い。届くには届くけど絶妙な距離感。作業がやりやすい・やりにくいの境目といった感じ。そして暗い。ライトは必須。

LEDユニットが外れてきた。ヘッドライトハウジングから外すと同時にポタポタと水滴が数滴落ちてきた。

ここ数日は雨も降っていないのにおかしい。洗車したときの水だろうか。何故外したと同時に水滴が??

もしかして水没していたのか?それでLEDが壊れたのでは?

外したユニットを見てみる。

LED素子部に水が乾いたような跡がある。

これはもう間違いない。故障した原因は水の侵入による故障だろう。

どうして侵入してしまったのか?

画像にあるユニット周りを囲む黒いふち、あれがゴムパッキンなのですがこのパッキンがヘタっていたのか、あるいは経年劣化でガタが出ていてわずかな隙間ができ、そこから入ったのか…。

ヘッドライトハウジング下部にぶら下がっている格好で取り付いているユニットだから、基本的には水が侵入しにくい構造のはずなんですが。

白くシミになっているのは水道水のカルキと考えられ、雨水よりも洗車したときの水の方が多く浸入してしまっていたのかなと。

今度からヘッドライト周辺は水をかけるのに気を使いそうです。

逆の手順で新しいLEDユニットを組み付けて作業は終了。バッチリ直りました。

業者に頼むと~万円だったのが自分で直せば部品輸入代数千円の出費で済む。この瞬間がたまらないですね。

LEDの球切れは要ASSY交換

この例に限らず、LEDが点灯しなくなった場合はASSY交換となることが多く、ユーザー泣かせです。

最近増えてきたヘッドライトのLED切れ、既に問題となっているテールのLED切れ、

両症状ともヘッドライト、テールライト本体を交換しなければ修理不可能のことが多いようです。

これまでのようにバルブ交換すれば大丈夫、といった時代ではなくなってきています。

たまたま今回XTSのデイライトは部位交換が可能な箇所だったので少ない出費で済みましたが、

最終型のXTSやCT6はヘッドライトもフルLEDと聞くので、球切れした場合はヘッドライトそのものを交換することになるでしょう。

ヘッドライトはわかりませんがテールライトの方は専門に修理している業者もあるので、相談するのも1つ手段。

現に私もテールのLEDは専門の業者に依頼して修理してもらいました。

社外品のLEDテールは総じて寿命が短く、LED素子部が発光しなくなるケースが多いのでそういった場合は業者に依頼してLEDを打ち換えれば復活します。

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