私は長年SOFT99から販売されているガラコを愛用してきました。
もう10数年、ずっとガラコです。
類似品も数多くあるカテゴリですが昔からある商品だし、長年販売されているということはユーザーのみなさんが認めている、ということに他なりません。
下地処理からしっかり施行すればバリバリ撥水するし、6倍耐久の超ガラコの持続(持ち)は大体3~6ヶ月は続きます。
梅雨の時期になりガラコを施行する絶好のタイミングになりましたが、たまには違うのを使ってみようと思ってプロ用のガラス撥水剤を使ってみました。
エネオスブランドの実際の店舗で使用している撥水剤です。ネットで手に入ります。
これが素晴らしい撥水で感動モノでした。
施行して1年経過したので使用感をお伝えします。
プロ用ガラス撥水剤を使ってみる
エネオスブランドのガラス撥水剤
ガラス撥水剤はワックスや各種コーティング剤と同じように色んな商品があります。
愛用しているSOFT99のガラコはガラス撥水剤のパイオニア的存在です。
ガラコと言えば真っ先に想像する人も多いと思います。
かつてガソリンスタンドでアルバイトしていた頃、自分でガソリンスタンド製のガラコを施行していました。
その効き目と撥水っぷりは一般的に市販されているガラコよりも強力で、友人達にも勧めていたし評判もなかなか良かったんです。
その頃すでに知名度抜群であったSOFT99のガラコも使っていました。
なかなかの撥水力でしたがやはり一般市販品では業者用には敵わないのかな、と感じていました。
スタンドで使っていたガラコは撥水力、持続力、どれをとっても一般市販されているガラコよりも上を行くものでした。
そんなかつての経験もあってスタンドを辞めた後、ガラス撥水剤はスタンドで使っていた撥水剤と似たような性能のSOFT99のガラコを使ってきました。
このSOFT99のガラコは言わば妥協して使っているもので、本当ならばスタンド時代に使っていたプロ用・業者用のガラコを求めていました。
最近ではネットの力で業者が使っているような物まで簡単に手に入る時代になり、検索すると業者用のガラコもたくさん出てきました。
そこでちょっと別のガラコも試してみるか、ということでエネオスブランドのガラコを購入してみました。
エネオスブランドではありますが元々はkeeper製品みたいで中身も全く同じとのことです。
施行は簡単
作業手順は以下の通り
- 付属のスポンジにティッシュ巻く
- ティッシュをフッ素で湿らせる
- フロントガラスに塗り込む
- ウエスで拭き上げる
たったのこれだけです。
業者用の物は施行が少し難しかったりシビアだったりすることもありますが、これに関しては市販品と同等レベル。
いつも使っているSOFT99のガラコと同じ感覚で施行できます。
作業時間は10分程度でしょうか。
私はこれを2台の車に施行しました。
1台目はポリッシャーを使って油膜取りをして下地処理まで完璧に、フッ素塗布方法もマニュアル通りに行い1年以上経過した今でもそれなりに撥水しています。
2台目も下地処理は行いましたが手磨きの油膜取りと塗布方法もマニュアル通りではなく、自分のやり方で施行しました。だけどバリバリ撥水しています。
注意する点
施行する注意点として
- 下地処理はした方が効果が格段に上がる
- フッ素を塗布するときにガラスが完全に乾いているか確認する
- フッ素をつけすぎない
この注意点はガラス撥水剤を施行する全ての製品に言えることです。
下地処理は面倒でも行った方がその後の仕上がりが格段に変わります。
長期間撥水するようになるし撥水時もコロコロの水玉ができあがります。
そしてついつい軽視しがちなのですが、ガラスが完全に乾いてから施行してください。
水分が残ったまま施行してしまうとフッ素等の撥水剤の定着がうまくいかずに失敗してしまう可能性があります。
よくある失敗としてガラスのふちやワイパー周りの水分を一緒に吸い取ってしまって施行に失敗するケース。
気温の高い季節であればすぐに乾きますが、秋冬は注意してください。
フッ素の付けすぎもNG。
心理的にたくさんつけてしまいたい気持ちになるのですが、たくさんつけたからと言って撥水力に変わりはありません。
最終的に余剰成分は拭き取ってしまうのでムダになってしまいます。
小さな小ビンなのでたくさん付けてしまうとすぐになくなってしまいます。
性能と価格のバランスがいい
このエネオス(keeper)製のガラコは¥2,980で購入しました。
今まで使い続けてきたSOFT99のガラコは店舗価格で大体¥1,500前後。
この価格差をどう捉えるかは人それぞれですが、個人的には全然アリかなと思います。
もっと高い業者用のガラコも存在するし、この価格でこれだけの性能であれば文句ありません。
2台、全てのガラスに施行しましたが残りの量は半分位。(セダンとコンパクトカー)
持続期間も1年程度は撥水しています。
さすがに1年近く経つと施行直後の撥水力はなくなりましたが、それでも十分です。
1年に数回塗ることになるガラコを取るか、年1施行でちょっとお高いプロ用のガラコを取るか、
要はこの2択になってきます。
個人的には1度はプロ用のガラコを味わっていただきたいと思います。
ちなみにですが撥水が衰えた時、食器用洗剤でガラスを洗うと撥水がある程度復活します。
余計な油分を取り去ってくれるから、と推察していますがあまりやりすぎるとフッ素まで取れてしまいます。
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