先日こんな記事を目にしました。
それはカーフィルム詐欺が多くなっている。という話です。
どういうことかと記事を見てみると、実際に謳っているメーカー側の製品の性能を有していなく、検査・実証した結果安物ののフィルムが貼られていた。
ということでした。
一般ユーザーにはわからない、カーフィルムの性能
フロントにも施行できる
透明断熱フィルム、というカーフィルムがあります。
これは無色透明ですので、近年はフロントガラスに貼ってUVのカット・赤外線を防いで車内を快適にしたい、とする意識が高まっており、施行している方が増えていると聞きます。
一般的にはフロントガラスにはカーフィルムは貼れない、という認識があるかと思いますがガラスの透過率が70%以上あれば、フィルムを貼っても問題はありません。車検も通すことができます。
夏場の車内の暑さは尋常ではありません。
ダッシュボードが最も暑く、場合によっては表面温度が5~60度にまで達するとか、そんな話を耳にしたことがあります。
そこでフロントにも貼ることのできる透明な断熱フィルムを併用して車内全面貼りするとかなり違う、とよく聞きます。
車や環境にも左右されるのでしょうが、車内の温度を最大で5度ほど温度を下げられるそうです。
特にフロント・サイドガラスからの日射によるジリジリ感の軽減が最も体感できるとよく言われます。
見た目はほとんど同じ
そんな透明断熱フィルムなのですが、数年前からよくないウワサを聞くようになりました。
それは悪質な業者がUVカット・赤外線カット機能のない、安い透明断熱フィルムを施行しているのでは?という話です。
こちらのコーティング業者さんが詳しく語ってくれています。
・カーフィルム を施工するなら施工台数が多い店とカーフィルム種類が豊富な店を選ぶべき!
何故そのようなことになるのか?というと、
ディーラー等の販売店がユーザーからフィルム施行の依頼を受け、そして下請け業者に販売店がフィルム施行を依頼、その下請け業者が本来使用するはずのフィルムを使わず、安価な物で間に合わせる。
といった図式なようです。
カーディテイリング業は経営が苦しい所も多くあります。
どうせばれないからと安上がりなフィルムを使用し、その分利益を上げようとする魂胆なのでしょう。
見た目はほとんど同じなので本来施行するはずだったフィルムと比べたところでまずわかりません。
カーフィルムって1度貼ると4~5年は剥がさないと思うんです。中には廃車までそのまま、という方もいるでしょう。
ホントに悪どいな、って思います。
詐欺を防ぐにはどうすればいいのか?
これは本当に難しいことなのですが、多くのカーフィルム施行の実績のあるお店にお願いするのが最善の策なのかなあと思います。
信頼のできるお店に預ける、ということですよね。それか自分で施行してしまうか….ちょっと難しいですけど。
透明断熱フィルムはハロゲンライトなどの熱源の熱も遮断しますので、自分でフロントガラスなりに照射してみて手をかざして確認、といった方法で効果を確認することもできます。
それでちょっとおかしいな、と思ったら施行店に相談してみるのもいいかもしれません。
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