待望の車を購入し、いざ友人や家族を乗せて遠出のドライブへ出発。
しかし待っていたのは同乗者の苦情の声….車内が揺れて気分が悪い、乗っていると怖い、もう他の人に代わってくれ…。
そういった悲惨なことにならないよう、ここでは長年私が実践しているドライビングマナーをお伝えします。
私はこの方法を同乗者がいるときは必ず守り、運転しています。今では仲間内で指名されることもある位評判が高いです。とても簡単なことなので取り入れてみて下さい。
同乗者がいるときに快適な運転マナー
急発進を避ける
あなたは信号待ちからのスタートでグワっ、と踏み込みながら発進していませんか?
これは同乗者からしてみるととても不快です。
そうではなく、フワーっと発進するようなイメージでアクセルを踏ん下さい。車種にもよりますが例えば軽自動車ならば回転数2,000以下に抑えて発進するといいでしょう。
決して頭がのけ反りかえるような発進ではダメです。
発進時にエンジン回転数を抑えるということはエンジン音も室内に響きにくくなり、騒音という観点では結果として室内快適性の向上にもつながります。
急ブレーキを避ける
アクセルに次いでブレーキングにも気を配りましょう。
直前でグっと止まるようなブレーキを繰り返すと同乗者の車酔いを誘発しやすくなり、もうあなたの車には乗りたくない。といったイヤな気持ちにさせてしまう可能性があります。
先の信号を見越してアクセルを踏まずに惰性で走りつつ、自分の止まりたいポイントよりもだいぶ手前からゆっくりブレーキを踏んで少しづつ強めてスピードを落としていき、そして車体が止まる直前にブレーキの踏む力を弱めて止めます。
最後のブレーキの力を弱めるのがポイントで、こうすることで車体がノーズダイブするのを防ぎます。ノーズダイブは室内が大きく揺さぶられることになるので、これを防ぐことで同乗者からの快適性が増します。
いつもよりもブレーキを多用するのでパッドの減りが早くなってしまうかもしれませんが。
コーナーではスピードを出さない
特に交差点で曲がるときなど、右左折でスピードを出すと室内は大きく傾いて同乗者から悲鳴が….
なんてことにはあまりならないかもしれませんが、コーナーは横Gが加わるために運転していない人にとってはコーナーでの揺さぶりはとても不快なものです。
ゆっくりと、あたかもリムジンを運転しているような気持ちで曲がりましょう。
室内をキレイにすることも快適性を高めるポイント
上記に加えて室内をキレイにしておくことで、同乗者はよりリラックスできます。不要な物は極力置かないで、窓ガラスの室内側をキレイに拭いておけばかなり雰囲気が変わるハズです。
物を置きすぎて片付けるのが面倒、という人でも窓ガラスだけでも外・内とキレイにしてみて下さい。外の景色がクリアになると一層ドライブが楽しめます。会話も弾むかもしれません。
ポイントは「急」な動作を避ける
ありふれた回答かもしれませんが、わかっていてもなかなか実践できないこともあります。
しかしそこを自身が努力することで、友人や家族が車内で快適に過ごせるのならイイとは思いませんか?
常に気配りをしながら運転することは初めは疲れますが、そのうち慣れてきて普通になります。
運転が上手だね。」と言われると、車好きにとっては嬉しいものです。
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