検索すると施行事例がたくさん出てくる、トヨタが認めたアルミテープによるチューニング。安いですからね。その手軽さで多くの人が試しているのでしょう。それに天下のトヨタが効果がある。と断言してますから。私も通勤車であるソニカのステアリングコラム下にアルミテープを貼ってみたものの、効果があるのかないのか、いまいちよくわからない残念な結果に。
まだまだアルミテープは残っている。残しておいても使い道は見当たらないのでキャデラックの方にも施行してみることにした。
●貼り付け場所を増やしてみる
・インマニ、エアクリに貼ってみる
どうせなら、とトヨタ推奨場所であるステアリングコラム下の他にも貼り付けて試してみようと思った。だけどバンパーに貼るのは見栄えが悪くなるし、窓ガラスについても同様。見栄えが悪くなる部分に貼るのは抵抗がある。ということでエンジンルーム内のインマニとエアクリBOXに貼ることにしました。
アルミテープを貼ることで静電気を除去して空力、または空気の流れをよくする。これがアルミテープを貼る主目的であるため、空気の通り道であるエアクリーナーBOX、インテークマニホールドにも有効に働くのでは?と考えたのが貼ろうと思ったきっかけ。
ネットで調べてみると実際に試した方のインプレが出てきたりする。その評価は効果があった、なかった、と賛否が分かれているところだけど、試してみる価値は十分にある。
キャデラックDTSのエンジンルーム。ギッシリ詰まっていて非常に整備性が悪い。見た目はカッコイイのかもしれない。それと引き換えに何を替えるにしても手間がかかる。お店に頼むと高めの工賃を請求されがちな困ったエンジン。中央のカバーを外すとすぐにインマニが現れるのでここにアルミテープを貼っていく。
適当に切ったアルミテープをこのように貼ってみた。
次はエアクリが収まっているBOX。
黒いBOX手前が導風口のような役割を果たしているように見える。奥がエアクリBOXだ。それぞれこのように裏面に貼り付けてみる。
ただ貼っただけでは芸がないのでちょっと切れ込みを入れたりしてみました。そしてステアリングコラム下にも貼り付け。
ここは短冊状に切れ込みを入れた。これで準備完了。あとは実際のインプレッションを試すのみ。
●その効果は….
ハッキリいってよくわからない。プラシーボの領域を出ない。効果があるような気もするし、ないような気もする。要するにそれまでの効能しか得られなかった。ソニカ同様、残念な結果に終わってしまった。やはり車種によって得られる効果の大小はあるのだろうと思う。
●アルミテープ自体が悪いのでは?
色々と調べていくうちにダイソーのアルミテープは導電性がないので効果がない。とちらほら見かけることに気づいた。アルミテープに使われる糊が絶縁してしまうとのこと。もしやこのアルミテープが良くなかったんじゃないか?と思うようになってきた。
そう思うとソニカの方も効果がなかったのはうなずける。やはりここは3Mやトヨタ純正を用意して検証するべきか….。
さらにこのダイソーのアルミテープ、糊の粘着力が弱いのかすぐにペリペリ剥がれてきてしまうことがわかった。コラム下のアルミは1日放っておくと下に丸まって落ちているし、エンジンルーム内に施行したアルミテープも全て剥がれる寸前だった。
効果がない上、粘着力も弱い。車に使用するには全く不向きなテープだった。みなさんもお気をつけください。
近いうちにリベンジします。
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