週末の天気が悪くならなければ大体週1で洗車しています。
洗車しすぎ。とそんな意見も周りで上がりますが、完全に洗車が趣味なので洗わなければ気持ちが悪い、という領域にまで達しています。旅行の前日、車が汚ければ真冬の夜中であろうと洗います。
そんな普通の人とは違う感覚を持っている私なのですが、洗車に関して最近気になる事柄がありました。
純水で洗車する。というヤツです。
その効果と導入までが今回の記事内容です。
純粋で洗車する
純水洗車とは何か?
純水とは、「不純物が少なく純度の高い水」のことを指します。主に塩類や有機物などがほとんどすべて除去された状態を指し、不純物を取り除く方法により、脱塩水(イオン交換樹脂などにより塩類を除去した水)、RO水(逆浸透膜を通した水)、蒸留水(水蒸気を冷やして液体にした水)などと呼ばれます。
https://www.car-beauty-trust.com/rowater
一般的に車を洗う、というと自宅駐車場や洗車場で洗うというのが相場かと思います。
普通洗車というのは自宅であれば水道の蛇口に散水ホースを繋げたり、バケツに水を汲んだりして洗うことになるかと思いますが、この洗車に使う水にこだわってみよう。
という理念のもと、考え出された方法が純水洗車です。
水道水は洗車の際に乾くとシミになるカルキやミネラルを含んでいます。
それらをなんらかの方法、主に浄水器を使用して除去し、純水、または純水に近い水道水を使用することを前提とした洗車方法のことを広義的に「純水洗車」と呼んでいるそうです。
あまり知られてはいませんが、既に洗車専門店やコーティング専門店等では導入している店舗があります。
私はお会いしたことがありませんが、薬局で売っている精製水を大量に購入して洗車するときに使用する方もいらっしゃるとか。
精製水は混じりっ気のない、まさしく純水なので精密部品の洗浄なんかにも使用されています。
純水洗車の効果と狙い
純水洗車の1番の目的は水シミの付着を防ぐことにあります。
ボディに水をかけて乾くと白っぽくシミになるアレです。
何故あのように白く残るのか?と言うと、上述したように水道水には殺菌作用を目的としたカルキと微量のミネラルが含まれているからです。
このシミを付着しにくくすることが純水洗車を導入している人の大半の理由です。(おそらく)
不純物のない「純水」であればボディに付着して蒸発しても白くシミになったり、跡になったりしないのです。
薬局で売っている精製水は純水ですので蒸発しても跡になりません。以前ヘッドライトの内部洗浄で使用したことがありますので経験があります。
ヘッドライト内を精製水でジャブジャブに浸して水洗い、その後は自然乾燥させても水滴の後が残らない。これには感動すら覚えました。
もし完全なる純水で洗車することができれば、理論上は水ですすぎ洗い流した後は放置でOKなのです。
吹き上げは不要になります。乾いても跡にならないので。
こう聞くと凄いことだと思いませんか?吹き上げの時間がなくなるだけでかなり洗車が楽になります。
実際はボディに残った残留物や水道水にわずかに含まれる不純物など、そんなことにはならないみたいですが。
それでもボディが乾いた後のシミになるリスクが減る、ということは通常の水道水を使うよりもメリットになりえます。
コレに最も悩まされるのが特に夏場の気温の高い時期、水をかけて少しでも放っておくとすぐにシミになってしまってなかなか取れずに苦労する….1度は経験があることかと思います。
このような状況にならないために、夏場は気温の高くなる日中をさけて早朝や日が落ち始めた頃に洗車する等の工夫を余儀なくされるのです。
屋根付き洗車場や、自宅の駐車スペースには屋根がある家で洗える等の恵まれた環境であればこのような苦労はせずともいいのですが、多くの方は青空の下で洗車しているでしょう。
水シミの発生を少しでも抑制することができれば愛車も長くキレイに保てることができるし、洗車に対する労力や時間の軽減が見込めます。
純水洗車の導入方法
観賞魚飼育用のフィルターを利用
では実際に純水洗車を行うための方法を記載します。
要は一般家庭に普及している水道水を浄水して純水状態にすればいいわけで、方法はたくさんあります。
水道水を浄水するにあたってかかるコストは、簡易的な家庭用の安いものだと数千円~高いものだと何十万とかかるような機器もあるようです。
後者は完全に業者向けで一般家庭では導入しているところはかなり少ないでしょう。
洗車にこだわっている店舗なんかはコストをかけ、本格的な浄水システムを組んで洗車をおこなっているところもあるようです。
高コストの浄水器であれば、水道水をより純水状態に近づけるとができるようですが、趣味で行う洗車の為にそんな何十万もかけて導入するのはかなりのこだわりがあるような方でもない限り、ためらってしまうでしょう。
ですので数千円~いっても数万程度で予算は抑えたい。こういった思惑は前提としてありました。
ではどうするか?
色々と調べたところ、最も安く簡易的に、かつ手軽に浄水を試せそうなものは浄水機能付きシャワーヘッドを使う、というものです。
洗車用ではなく、お風呂で使用するシャワーです。
あのシャワーに浄水機能がビルトインされたシャワーヘッドを使用すれば、お手軽に塩素を除去できて値段のわりには効果的、というブログが散見されました。
この手のシャワーヘッドは昔からありますが、今はかなり普及しているようで安くて3~4千円程で購入することがでます。
探してみるとやはり試されている先人の方がいらっしゃいました。
この方法は安くて良いのですがシャワーヘッドによっては水量が少なくなる、というデメリットもあるようです。
ある程度の水量がなければ洗車を満足に行うことができないので、この辺は購入して試してみるしかありません。
私の場合もう少し予算を出してもいいかな?と思っていたので、このシャワーヘッド方式の純水洗車はとりあえず保留。
次に目をつけたのが観賞魚を飼育する為の浄水器を使う方法で、マーフィードと呼ばれる簡易浄水器を使用する方法です。
これはカートリッジ式の浄水器で、2つの浄水フィルターを備えたタンクを水道水の蛇口にかませ、洗車に使用するというもの。
導入コストは1万円前後。
魚を鑑賞する趣味はありませんので詳細はわかりませんが、このカートリッジ方式は広く普及しているようでフィルターの数が多いタイプや通常よりも長いタイプ(フィルター容量が大きい)など、バリエーションに富んでいる印象です。
1万円。これを高いか安いかと見るのは判断がわかれるところではありますが、個人的になんとかギリギリ許容できるかな?と。
導入するのであれば、株式会社マーフィードから発売されているワンパッケージの「スタンダードクラシックorネオ」を購入すれば、別途フィルターの用意をすることなく、あれこれ余計なことも考えずに済むのでいいのではないかと。
もっと予算を抑えたいと思うならば、モノタロウなどのネット通販でケースやフィルターを単品購入して使用すれば1万もいかないでしょう。
その場合、ケースのデザインや取付方法などがマーフィードの物とは異なってきますが仕組みは同じなので問題はないでしょう。
洗車専門店から発売されている物も
中には洗車専門店から発売されているカートリッジ式の浄水器もあります。
上記の店舗から発売されている浄水器が¥25,800円。
他にも探せばあるのですが、私が調べた中では専門店から発売されている洗車用浄水器という点では格段に安く、効果も望めそうです。
見た感じマーフィード製と外見が似ており、フィルターだけの違いなのではないかと思われますが問い合わせたわけでもないので憶測でしかありません。
イオン交換樹脂フィルターを使用している点がマーフィード製とは大きく異なるようです。
この値段が抵抗にならない方はここで購入するのが最も安価で専門店発売ということで信頼でき、手っ取り早い気がします。
実際に使用している方のブログも見つかりますので、気になった方は調べてみてください。
純水洗車を行うためにマーフィードを設置する
純水洗車を導入する為の下調べを入念に行って、どの方法にするか考えた結果、マーフィード製のフィルターを導入することにしました。
理由として観賞魚飼育に昔から使用されている信頼と実績のある方法ということ。
もう1つはラッキーなことに、このマーフィードのケースだけが何故か会社内に転がっていたこと。
相当に使い込まれていて旧型タイプ?と思われます。
所有者がもういらないと言うので譲ってもらい、フィルターだけ自分で購入して約4千円前後の出費で目的の環境をそろえることができました。感謝します。
旧型の情報はネットに転がっていなかったので現行販売されているフィルターがきちんと取り付けられるかわかりませんでしたけど、やってみたらバッチリ合いました。一安心。
このフィルターは物理的に異物除去をする為に糸を何重にも巻いた糸フィルターと、水質改善の為のカーボンフィルターの2つで成り立っています。
水の通る順番も決まっていて糸フィルターで大まかに異物を除去してからカーボンフィルターでカルキを取り去る、というのが本来の仕組みのようです。
後日、糸フィルターだけは取り外してイオン交換樹脂フィルターへと変えたのですが、それは後述します。
そんなこんなで目的のマーフィード製のフィルターを手に入れることができ、洗車用のリールへと接続します。
ホームセンターへ赴いて追加のホース1本と締め付けバンド2個購入し、洗車用リールを水道蛇口から取り外し、マーフィードのフィルターを繋げます。
そしてマーフィードフィルターから洗車用リールへ繋げて出来上がり。
後から聞いた話なのですが、マーフィードのケースは意外と割れやすいようで転倒させたりしてしまうとすぐにヒビが入ったりして水漏れするとか。
転倒だけは気を配るようにして、自宅敷地内の隅の方に鎮座させることとしました。余裕があればビス止め等固定します。
水がユニット内に充填されればそれなりに重量があるので、そう簡単に転倒などしそうにもありませんが。
あと蛇口の開放しっぱなしは良くないようです。
長時間水道蛇口全開の最大水圧だと、なんとなく雰囲気的にバンド止めの部分が水圧に耐えられないような気がします。
まあしっかりカプラーを使って止めるのが望ましいのですが、適合するカプラーを探すのが面倒で….。
もう1つ心配していたことがあります。水量のことです。
このフィルターを通して洗車するとき、今まで通りの水圧を維持できるか?そこも心配でした。
チョロチョロとしか出ないのでは洗車使用には不向きです。
マーフィードHPには「流量7L/分以下」と記載されてはいるものの、全くイメージできずピンときません。
しかし、それは余計な心配でした。水圧は維持され今まで通りにちゃんと使えます。
あとは実際に使用してみてどうなるか?期待と不安が高まります。
純水洗車を導入した結果
マーフィードオリジナルフィルターでは弱い?
純水洗車を導入した結果、結論から言うと残念なことに白っぽく残ってしまった。
真夏の晴れた日にわざと水をかけて乾燥を待った結果が上記の画像です。
水道水だけの状態よりは少しはマシなのかな?といった程度で、乾いて白くなったところはなかなか落ちない。
自分の期待していた通りとはいかなかったですね。
浄水器の値段がピンキリな理由がこれなのかなと。
そもそも数千円の安価な浄水器でカルキが完璧に除去できるのであれば、何十万もする高額な浄水器は世の中に必要ないわけで。
フィルターの浄化能力を超えた流量でシャワーの水を出し続けているからなのか?
そもそも洗車には適していないのか?
そういえばみんカラにはマーフィードを使ってもそんなに良い効果は得られなかった、とする感想を見かけたことを思い出しました。
このまま諦めるのは勿体ない、何かいい方法はないものか….探っているうちに「イオン交換樹脂」なるものの存在を知りました。
イオン交換樹脂フィルターを使ってみる
マーフィード製フィルターは鉄サビ、微粒子、ゴミ、細菌等、5ミクロン以上の不純物を物理的に除去する糸フィルター(コットンフィルター)と、残留塩素や微粒子を吸着除去するカーボンフィルターの2つで構成されています。
同会社の同じマーフィード製品を見ると、マーフィード製フィルターにも上位グレードの製品があったり、洗車用に特化した浄水器を販売しているところを見ると、このフィルター構成では満足な結果が得られないのかなと考えました。
他の純水浄水器を見てみるとイオン交換樹脂フィルターというのを採用しているところが多く、もしかしてこのフィルターを使うのがポイントなのかなと思いました。
このイオン交換樹脂フィルターとはなんなのか?
調べてみると完全に理解するには専門的知識を要するようで、全く知識のない私には全てを理解するのには時間がかかりそうなのでここでの説明は割愛させてもらいますが、
このフィルターを使うことで水道水内のカルシウム、ナトリウム、塩化物を置換除去できるとのこと。
化学変化で水質を変化させる原理のようです。
純水の製造では水中のカルシウム、ナトリウム、塩化物などの塩類成分を取り除く必要があります。これらの成分は、水中に溶けてプラスやマイナスに帯電しています。この帯電した物質をイオンとよび、カルシウムイオン(Ca2+)、ナトリウムイオン(Na+)、塩化物イオン(Cl–)などといいます。これら水中のイオンを取り除くときに利用されるのが、自らが持つイオンを水中に出して、代わりに水中に存在する他のイオンと交換する性質を持ったイオン交換体です。多孔性の合成樹脂でつくったイオン交換体をイオン交換樹脂といいます。
https://kcr.kurita.co.jp/wtschool/004.html
詳しい原理は置いといて、このイオン交換樹脂フィルターを使えばこれまでの「フィルターで濾過して物理的に異物を除去」という方法に加えて「化学変化を用いて水質変化させる」
という方法もプラスされるので純水により近づくのではないかと考えています。
私の職場でもこのイオン交換樹脂カートリッジを使用し、純水にしてから作業機器の冷却を行っているので信頼できます。
純水洗車再挑戦の結果
この方法が功を奏しました。
以前のコットンフィルター+カーボンフィルターより、確実に効果はあります。
画像ではうまく写せなかったのが悔しいのですが、水道水と純水を比較すると明確に違いがわかります。
全くシミにはならない、とはいかないまでもシミはかなり目立たなくなりました。
シミになったときの白っぽさは全然ありません。よく見ればついているかな?といった具合。
それと気になった点として、少々独特のニオイがします。
イヤなニオイというワケではないのですが、なんとも形容しがたい人工的なニオイがシャワーを使用中は鼻につきます。
純水で洗車すると水分中に界面活性剤の成分を多く取りこめていつもより車がキレイに洗える、
というような意見もちらほら見かけましたが、言われてみればそうかもしれない。と、プラシーボの域は出ないのかなと感じました。
イオン交換樹脂フィルター再生のスパン
そのままイオン交換樹脂フィルターを採用して2ヶ月程使用していました。
するとあの特有のニオイがしていないことに気づいたのです。
もしかして効果が薄れてきたのでは?と思い、ボディに水シミが付着するかどうか散水テストを行ったところ、
バッチリ残ってしまいました。
イオン交換樹脂フィルターのカルキ除去性能がなくなるとニオイもしなくなるようです。
週1洗車でいつも通り洗っていると2ヶ月~3ヶ月程しかもたない様子。
ちょっと短いですね。半年は使いたかった。
フィルターは再生できるので問題にはなりませんが、時間のない人に2か月おきの再生作業が苦痛になるかどうか?
ここが問題になりそう。
私はちょっと面倒だなと感じてしまいます。
再生作業は塩水をフィルターに通水させることで性能が回復します。
後程ここで紹介したいと思います。
少しでも再生スパン作業を遅らせたい場合、洗車時にすすぎ時のみの使用としたり、流量を絞って使用したりと工夫が必要となりそう。
純水洗車について自分なりのまとめ
今回、純水洗車は確かに効果的なのを確認できました。
私が試した方法よりも費用をかけて、洗車用に特化した純水器の導入などを行えば、業者と同等の環境にすることができそうです。
ただ導入にあたってのコストやフィルターの定期的な交換など、維持するのに労力とお金がかかるのでその点だけは頭に入れておかなければいけません。
私のようにここまでやらずともちょっと試してみたい、
という方はまずはシャワーにフィルターがビルトインされているタイプから始めてみてはどうでしょうか?効果の程は保証できませんが….。
それと調べたところ、水道水に含まれているカルキ=塩素濃度というのは多少の地域差があるようで、白っぽく残りやすかったりそうでもなかったり、ということがあるようです。
比較したわけではないので真相はわからないのですが、確かにそういったことはあってもおかしな話ではないのかなと思います。
純水洗車、洗車にこだわりのある方は試してみても損はしないと断言しまして今回の記事を終えます。
フィルター無交換でどこまでやれるか?
実はこの記事を紹介した時点で「イオン交換樹脂フィルターの再生は後程紹介します」
と記載していましたが、気が変わりまして。
フィルター無交換でどこまでいけるのか?試してみたくなりました。
再生して繰り返し使えます。
という記事はたくさんありますが、無交換でどうなるか?
というサイトはどこにもありません。
じゃあ試してみようじゃないか。ということで。
イオン交換樹脂フィルターを入れてから1年と3ヶ月、全くメンテナンスすることなく使いっぱなしにした結果、フィルターはどうなったか?お伝えします。
よくぞここまで無交換せずにいたなあと自分でも思う位、凄い状況でした。
まずフィルター取り外し前、マーフィードケース外観からして中身が濁っているのがハッキリとわかる位汚くなっていました。
フィルターを取り外してみると中のイオン樹脂が溶け出していてケースの下部にある程度沈殿。もう役目は完全に終えたな、というのが一目瞭然。
中身も汚れていてコケ?ヘドロ?のように見える緑色の物体がフィルター内を一部覆っています。
水量も落ち、今年の冬は水道が凍結して更に水の出が悪くなって早朝はまともに洗車することも困難になってくる有様でした。
ここまでくるともう再生は不可能でしょう。見た目程のイヤなニオイとかはなかったです。
後日、新しいフィルターと交換しました。
フィルターはななんでもそうですが、永久に使える物は存在しませんね。
定期的に交換しなければいけません。
このイオン樹脂フィルターって結構値が張るんです。
常に5~6本ストックしておいて使い終わったフィルターは再生する。
という使い方をしていればいつでも純水で洗車できると思うのですが、性能を発揮しなくなる2ヶ月~おきに再生作業をするのはなかなか時間がなく…。
いつも新品交換していればいいのですが、そんな経済力もありません。
純水洗車を導入するには少し覚悟が必要なのかもしれません。
コメント
初めまして。
純水器を、積極的に導入する様に、勧めてる業者が多いですが、マイクロプラスチックスの海洋汚染の片棒を担ぐ事になるんです。
イオン交換樹脂の交換作業する際、排水配管に、イオン交換樹脂が、流れてしまう事自体、何も問題にしてないんですよ。根本的に、イオン交換樹脂自体、元々、細かいですよね?それが排水配管に流れて行けば、海洋汚染物質のマイクロプラスチックスですからね。
魚介類を食べる時、その魚介類が、マイクロプラスチックスを摂取してるかは、毎回、確認出来ますか?見た目に分からないですよね?
好きな魚介類を、食べる事に躊躇される人は、おられ無いと思いますから。本当に、恐ろしい事ですよ。
車を綺麗にする事が、人体に影響すると言う事になるのは、デメリットだと思うんですよね。
約3週間以内で、水自体は見た目以上に、腐って(変質して)しまうので、使用毎に、欠かさず水抜きして置かないと、イオン交換樹脂の寿命は短くなるんで、コスパ悪いんですよ。夏季近くなれば、変質する期間は、かなり短くなりますが。
蓄積したスケール汚れは、純水洗車し続けても、(走行中の降雨等で)完全には落ちないので、見た目に分からない状態になるんですよね。市販の酸性スケール除去剤は、いくら安全だと謳ってても、基本的には、劇物なので、危ないし。
業者さんは、デメリットの事は、殆ど話さないのは、如何なものか?と思いますけどね。
当方自身は、多方面の知識量が有る上、年間7千台近く手洗いしてた時期も有るんですけど、純水洗車する必要も無く、(コーティング皮膜を侵す事無く)固着したスケール除去も可能な洗車技術は有ります。
現在、月曜日~金曜日の勤務時間以外は、近畿圏内で、(水栓確保出来る場所が有る場合のみ)個人的に出張洗車をしてるんですが、手洗いした車を見て、購入当初に戻ったと、毎回、言われますね。
非常に熱意のこもったコメントいただきまして勉強になります。
海洋汚染の危険性があるということ、全く知りえませんでした。
私も最近思うことがあり、この記事で紹介しているような方法で洗車すれば
確かに洗車直後に水シミは付きにくくなるのですが、イオン交換樹脂のメンテナンスが面倒で…。
毎回欠かさず水抜きをすることが必要とのことですが、ここ最近になって私も水抜きが必要なのでは?
と疑問を感じていたところでした。
樹脂の買い替えも1~2か月毎ではコスパが悪く、夏場以外は使用を控えようかと検討中です。