5月の緊急宣言発令後のGW、みなさんも同じでしょうけど自粛、外出は控えるということでひたすら家にこもっていました。
どこに行けるわけでもなく、ただ時間を持て余して消費していくのはもったいないと感じ、気になっていたキャデラックXTSのワイパーカウルの白ボケをなんとかしようと思いました。
これまでも樹脂パーツの白ボケ対策は幾度となく行ってきましたが、今回は新しいケミカルを試してみようと思ってAmazonでポチりました。
今回はそのレビューを。
Amazon購入・ブラックコート(BLACK COAT)
大体この手の商品はガラス系の成分を含んでいるか、またはアーマーオールのような耐久性のある油分で該当パーツをコーティングするか、の2つに大別されます。
どの製品を選んでも1~2,000円程で安価、樹脂パーツの白化現象、いわゆる白ボケを改善させてくれます。
塗布することであっという間に樹脂部部が黒光りするその様は、やみつきになっている方も多いのではないでしょうか。
経験的にガラス系の方が長持ちしやすく、その反面水分を嫌うので施行するにはちょっと気をつかう場面があります。
アーマーオールなどの油分系はその逆ですね。効果は短く、2~3週間位が多い印象でしょうか。しかし、思ったときにパっと簡単に施行できる手軽さが魅力です。
今回この商品を選んだ理由として
・大手量販店では手に入らない物
・価格が2,000円以内
・評価がとても高い
この3点が決め手になりました。
私個人的な意見なのですがネット専売のケミカルの方がお店に陳列されている物よりも評判だったり性能だったり、優れているというイメージが強いのです。
インターネットがここまで世間に浸透し、良い評価も悪い評価もすぐに広まるネットの世界で評価が高いというのはそれだけで凄いことだと思うのです。
Amazonプライム会員なので送料も無料、2,000円以内で購入可能。
アーマーオールの様に樹脂パーツを黒くさせるようなケミカル類、実は使い切っていない物もいくつかあるのですが….欲には勝てず購入してしまいました。
容量は少ないものの塗りやすい
最初にパッケージを開けて現物を見たとき、想像よりも小さな小ビンだったので容量が少なすぎやしないかと不安でしたが、少量でも伸びがとてもいいので気になりません。
施行方法は他の類似商品と同じく、スポンジやウエスに少量液剤をつけて塗布し、乾いたタオルやウエス等でふき上げるだけの簡単なもの。
付属している細い綿棒のおかげでスポンジなどでは施行しにくいところにも手が届きやすいのはとてもよかった。例えばワイパーの根元付近など。
オススメはワイパーとエンジンルーム。SUVは頻度高。
このような類の製品の使い方として個人的なオススメ施行箇所はワイパーカウルの他、エンジンルーム。
ワイパーカウルはどんな車にも存在し、くたびれてくると白っぽくなってくるのも共通する。
そうなると見た目にも古びた感じが漂ってくるものだけど、新品同様の黒光りが復活することで車全体が不思議と引き締まって見えてくる。
ボディはピカピカでもワイパーのところだけ白っぽいとなんだかカッコがつかない。
ここを改善させてあげるだけでかなりビシっとするので、まだ未体験の人には是非とも体験してもらいたい。
あとはエンジンルームに施行するのも気持ちがいい。
一定以上のレベルの車になるとエンジンカバーなど樹脂パーツが増え、施行可能場所が増える。
エンジンルームは完全に自己満足な部分ではあるけど、そもそもが趣味という世界は自己満足をどれだけ満足させられるか?ということだと思っているので、洗車が趣味の人にはとことん突き詰めてもらいたい。
特に中古車であればエンジンルームへの施行は満足度は高い。
下地処理などせず、そのままスポンジで擦ってタオルで吹き上げる。
これだけで新車同様のエンジンルームが現れます。
このブラックコートは耐熱性も高いようで(200℃)安心して施行できるのも魅力。
ボンネット内は雨水や紫外線の影響も受けにくいのでいつまでもキレイな状態を保ちやすく、施行することでホコリもつきにくくなる。ついても適当なタオルでササっと拭くだけでまたピカピカ。
洗車後は意味もなくボンネットを開けて眺めてしまう時間が増えるかもしれない。
また最近大流行りのSUVは外装に樹脂パーツを多用することが多く、中古車であれば早くて2~3年で劣化して白っぽくなってきてしまいます。
普通の洗車では絶対キレイに、元の黒色には戻せないのでこういったケミカルに頼るしかなくなります。
SUVは外装樹脂パーツにも気を使いたいものです。バンパーやフェンダー、ドアモール下などに多く使われるケースがあります。
ボディのワックスだけではなく、美観を気にする方は樹脂パーツのメンテナンスもお忘れなく。
開封後は早めに使いきる方がいいのか?
このAmazonで販売されているブラックコートですが、ガラス成分が多く含まれているよで、乾燥してくるとガラス成分でビンのフタが白くなってきます。
施行に使ったスポンジなどはガチガチになってしまうので再使用は困難です。
おそらく1瓶で1度に全て使い切るのは難しいので余ってしまうかと思いますが、余ってしまった場合は暗所に保管してなるべく乾燥させないようにしておきましょう。
効果は3年ももたないと思う
Amazonでは3年耐久、と謳っていますが多分そんなには長持ちしないと思います。
雨雪の日は車を動かさず、屋根付きガレージで完全保管、という環境の人は大丈夫かもしれませんが青空駐車場だと厳しいでしょう。
もって半年?3か月?程度な気がしています。今まで似通った製品はそんな感じでした。
個人的には油系よりもこのガラス系の製品を推します。
値段もそんなに変わらないし(まあ少し高いですが)耐久性も油系より高い。
ただ施行するときには水分に気を付けることとボディやガラスへの付着を避けること、これを守れば大丈夫です。
ボディ、ガラスについてしまうと磨かなければ取れません。ボディのガラスコーティングと同じですね。それだけ耐久性が高いという証でもあるのですが。
施行したことがない人は1度試してみてください。必ず高い満足度が得られるハズです。
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