キャデラックのハブベアリングを交換~輸入で安くあげる

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デルコ ハブ1 アメ車体験談

先日、自身の乗るキャデラックDTSのハブベアリングの交換を行いました。

取り付けから交換後の感想などをお伝えします。

個人輸入で安く購入したまでは良かったものの、取り付けてくれる店舗選びで少し苦労しました。

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キャデラックのハブベアリング交換

個人輸入で安く

デルコ ハブ2

前回の車検から言われていたハブベアリングのガタ。その時は若干ガタついている、という状況だったけど来月車検を受けるにあたって見積もりを取ったところ、いよいよ交換が必要なところまできてしまったようだった。

特に左側がガタつくとのこと。足回りの不具合は命に直結するところもあるので早々に直しておきたいと思っていた。しかしここで問題が。

いつもお世話になっているヤナセではフロントのハブ1個の価格がなんと約60,000円。

両方交換で120,000円。工賃が片側15,000円で両側やるとなると30,000円。

しめて総額150,000円というとんでもない価格になってしまう。もはや車検がとれてしまう。

ヤナセよりも安くやってくれるところはもちろんある。今回近隣店舗で何件かあたってみたのだけど、どの店舗も総額100,000円は超えてくる。

社外部品を使えば安く済ませられる。だけど残念ながらアメ車の社外部品のクオリティには疑問がある。(全てがそうではない)

たとえ安くても重要な足回りのパーツに信頼性のないモノを取り付けるのは避けたい。純正品を使用するのが望ましい。

となれば今回も個人輸入で安く調達しよう、と。

ディーラー価格の半分以下

デルコ ハブ2

デルコ ハブ3

デルコ ハブ1

これが届いたハブベアリング。光り輝く青いパッケージが眩しい。

今回は外箱に潰れなどなく梱包もしっかりしていてとてもキレイな状態だった。

これがディーラーだとお伝えしたように1個60,000円という高級品だった物が2個で約28,000円。

送料込みでも総額30,000円ちょっとで購入できる。

いかに日本でぼったくっているかがわかるだろう。

ディーラーなどの正規店舗では製品保証をつけなくてはならないので、多少価格が上がってしまうのは仕方ないとしてもこれは高すぎる。

ちなみにこのハブはDTSだけではなく、キャデラック車で言えばセビル・エルドラド・ドゥビルにも使用されている。

このハブはベアリング一体型のタイプで基本的にはハブとベアリングの同時交換という交換作業となる。

ベアリング単品供給されている車種ではなさそう?だったので同時に交換するしかない。

ハブベアリング交換~感想

交換はプロの方にお任せした。

交換する時間が取れなかったことと足回りという大事な、それも特に重要な部分であるので自分で交換して何か不備があったとしたらマズイ。自信もあまりなかったので。

交換自体はそれほど難易度が高くなさそうな気がするので自信がある人は自分で交換してもいいでしょう。

キャデラックDTS・ハブベアリング交換作業

こちらで実際の交換作業の動画が視聴できます。

今回は持ち込みという形で取り付けてくれる店舗を探したのだけど、中々いいところがみつからず時間がかかった。

ウチはインチ工具がないから、締め付けトルクがわからないから、ドイツはやるけどアメ車はねえ….

といったようにアメ車、というだけで門前払いされることも少なくない。

昨今はネット環境の普及によって以前よりも格安で、例えばヤフオク!で驚くほど安くパーツを購入したりできる。

けれど取り付ける方法がわからない、店舗がない。

そういったユーザーを取り込むかのように持ち込み取り付けを積極的に行っている店舗も増えている。

それでも「アメ車」というだけでウチではできないよ、と簡単にあしらわれてしまう。

もうちょっと輸入車にも配慮が欲しいと思っているのは自分だけではないはず。

さて、そんな中ハブベアリングの交換作業を快く引き受けてくれた店舗の店主が言うには、すんなりいけば片側1時間もあれば付け外しまでできそう。

ということで、やはりそれほど難しい作業ではないようだ。

ただ1つネックなのが過去の例だと距離を走っていたり年数が経っている車だとサビサビになっていて固着が凄まじく、交換にかなり難航することも多々あるようでそうなると厄介だ。という話だった。

結局交換はわりとすんなりいったようで懸念されていた固着もひどくなく、取り越し苦労だった。

交換後はそれほど大きな変化はなかったものの、確実に以前よりもホイールが回転する際のスムースさが増したのを実感。

いつもの道路をいつもの速度で巡行走行していたとき、メーターの瞬間燃費計がいつもよりも1km高い。

誤差といった可能性も十分考えられるけど、ATの変速タイミングが少し変わっているのも体感として感じられたので間違いではない。何かしらの走行の変化は感じられる。

今まで劣化したベアリングだったものが新品になることで摩擦抵抗が減り、エンジンの力がよりダイレクトに駆動輪に伝わるようになってドライバーに体感として跳ね返る。

走行フィーリングの向上は車好きにとっては嬉しい変化。もしかしたら本当に燃費も少し向上しているのかもしれない。

走行距離が10万kmを越えたら交換を検討

ベアリングにガタが出始めて症状が進行すると次第に異音にまで発展。

そこで交換するのが世間一般の大体の相場のようだけど、今回みたいに走行フィーリングが向上するのであれば10万kmを越えた位で思い切って交換してしまうのもアリなのでは?

今回ハブベアリングを交換したことでより愛車に愛着が湧いたのは言うまでもない。

車両によっては高額になってしまうのが痛いところではあるけど、長く乗るつもりであれば交換しておいて絶対に損はないはず。

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