ちょっと前にガンダムのベストアルバム的なモノないかな?って探していました。
昔ガンダムシングルヒストリー?でしたか?あんなようなアルバムで手頃に購入できるようなアルバムを。
全てのガンダムの曲?を網羅している数万円するアルバムをありますが、さすがにそこまでは手が出ません。
少し調べていくと森口博子さんの「GUNDAM SONG COVERS」なるものを発見。
しかしまだ発売されておらず、新作のアルバムのようです。
GUNDAM SONG COVERSを聴いてみた。
その選曲がなかなか熱い。「水の星へ愛をこめて」や「BEYOND THE TIME」「嵐の中で輝いて」「JUST COMMUNICATION」
私が好きなガンダム曲がそろい踏み。これは買うしかないでしょ、ということでアマゾンで予約。
本日無事に届きました。で、早速聴いてみます。
1曲目がいきなり「水の星へ愛をこめて」
もうこの曲は名曲中の名曲。しかも森口博子さんのデビュー曲。それであの雰囲気を出せるなんて、と当初はよく思っていたものです。車のオーディオにはこの曲は必ず入れています。それ位好きです。
ピアノの旋律から始まるイントロ。聴きだしてから10秒ほどで鳥肌ものでした。ものすごい透明感。オリジナル曲とはまた違った味わいのある落ち着き。
あの頃少年だった大人たちに捧げる、もう1つの「水の星へ愛をこめて」そう思いました。
仮に私がまだハタチ前後の頃であったら、このバージョンは受けつけなかったです。大人になって、家庭を持ち、目まぐるしい日々を生き、今まで辛いことや楽しいこと、色々なことを経験してきたからこそ染み入るように聴ける。そんな曲に仕上がっています。
そして「BEYOND THE TIME」
私が最も気になっていた曲。
なぜか?私は大のTM NETWORKファンであり、ファンと言うよりも私の人生そのもの、TM無しでは私を語ることはできません。
TMのファンになったのもこの「BEYOND THE TIME」を聴いてから。逆襲のシャアを見てから、という人生のターニングポイントになっている曲なのです。
その分期待値も高く、「BEYOND THE TIME」のカバーなんてそうそうあるものではないのでこの為だけでも買った価値がある、とさえ思います。
出だしのイントロはBEYOND~っぽくない。そしてそのまま歌い出します。
BEYOND~は耳にタコができる程聴いています。私自身もカラオケで数えきれない程歌いました。
最初こそ違和感がありました。TMのウツの歌声ではないBEYOND~を聴くのは初めてだから。
だけどサビにいくにつれ、どんどんのめり込んでいる自分に気づきます。
それは単純にBEYOND~が好きだから、という理由だけではなく、森口博子さんの透明感のある声、そして完全に楽曲を自分のモノにしている歌唱力にあるのだと。
BEYOND~は難しいんです。特にサビの部分。さすがプロだなと思わされました。楽曲の持っている元々の、宇宙を連想させるような壮大な雰囲気はそのままにアレンジされ、ウツとはまた違うアプローチで歌い上げる森口さんとその歌唱力の高さ。驚きの連続でした。ついテレビを消して聴きいってしまいました。
他の楽曲も素晴らしいものばかり。全体的に落ち着いたアレンジがされているのが特徴です。
今大人になった貴方にこそ聴いてほしい。そんなアルバムです。
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