今現在生産している車はISOFIX対応車で、誰でも簡単にチャイルドシートを設置することができる。
反面、以前のISOFIX規格に対応していないチャイルドシートは、いくら車側が対応していてもシートベルト固定式で取り付けなければならず、折角の機能が台無しだ。
そこで便利なアイテムを見つけた。旧規格、シートベルト固定のベビー・チャイルドシートでもISOFIX規格に準じた取り付けで車両に設置することができる。
古いチャイルドシートをISOFIX対応にする
ISOFIX用の後付けベルト
チャイルドシート取り付けの難点といえば、とにかく取り付けが面倒な点につきる。
特に回転式の物だと重たく、女性だと尚更苦労するだろうと思われます。
複雑なシートベルトの取り回しも慣れない内は付け外しに時間がかかってしまい、私は取り付けに30分はかかってしまった。
そんな取り付けの悩みを解決してくれたのが「ISOFIX」規格なワケだけど、車とチャイルドシート両方を対応させる必要があり、そのどちらかが非対応だと取りつけることができない。
例えば車の方は要件を満たしていても中古で購入したチャイルドシートが旧規格の物だったり、車を買い替えて現行型の車両にしたとき、もともと持っていたシートが古いシートの為、買い替えを検討せざるを得ない。
こうなると折角のISOFIX機能が備えてあっても使えずにムダになってしまう。
そんなときにありそうでなかったこのアイテム。
上記画像のISOFIX後付けベルト(仮)だ。正式名称はよくわかりません。
簡単にISOFIXに準じた取り付けができる
使い方は非常に簡単。画像のようにシートベルトを通す穴へこの後付けベルトを通すだけ。
後は車両へ取り付ければ完了。旧規格のシートでもワンタッチ装着が可能になる。
要はこのベルトを使ってシートに締め付けるだけ。
取り付けた後はベルトの長さを調整すればかなりガッチガチに締め付けることができ、しっかりと取りつけることができればビクともしない。
不安があれば合わせてシートベルトも併用すれば完璧だろうと思う。
しっかり固定するコツは背面をピッタリつける
ガチガチに締めつけるコツはチャイルドシートとシート同士をピッタリとくっつけるようなイメージ。人がイスに深く腰掛けるような感じ、だと思ってもらうといいかもしれない。
ベルトで締め上げたあと横にゆすってみてまだ揺れるようであれば、目いっぱいシートに押し付けてみてチャイルドシートとシート背面部とのすき間をなくし、またベルトで締め上げる。
これを繰り返せばかなり硬く固定できる。
私の車、キャデラックDTSはISOFIX非対応かと思い、中古で旧規格のチャイルドシートを購入。
その後調べてみるとテザーアンカーフックが取り付けられていることを思い出し、またシートにも何やら見慣れないマークが付いていた。
この見慣れないマークこそがISOFIXのマークで、DTSは見事に対応していた。
国内では2012年からの車両に採用されるよう義務付けられたらしい。
しかし国外になると事情が違い、日本よりも早い段階でISOFIX対応している国が多いみたいです。
DTSは07年式だし、思い返せば以前所有していた02年式リンカーン・タウンカーにもテザーアンカーフックが付いていた。
しかしDTSのマニュアルを読み返しても「ISOFIX対応」などといった言葉は出てこないし、これでは非対応と思ってしまうのも無理はないのではないだろうか?
チャイルドシートメーカーの適合表を見てみても「取り付けできない」「未調査」といった言葉が並んでいた。
国内では希少な車なので、こういった部分では苦労する。
話がちょっとそれたけど、この旧規格シートを折角だからDTSにワンタッチで取り付けたい。と思って調べていたらこの後付けベルトを見つけた。という次第。
価格も2,000円しない安価な物なので試しにどうでしょう?
※このベルトを使用したことによるケガ、事故などの一切の責任は負えませんのでご了承下さい。
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