トヨタの除電技術、アルミテープによる除電が最も流行った年、
自分の車のホイールカバーになんとなく貼り付けたアルミテープ、これがとても効果的だったことを思い出し、
現在の通勤車であるフィットハイブリッド<GP1>にも今回アルミテープを貼り付けました。
やっぱりいい感触だったのでみなさんにもおすすめするべく、ご紹介します。
ホイールカバーにアルミテープ
効果とねらい
ホイールカバーは樹脂でできています。
そして常に回転している物体ですから当然空気との摩擦も起こりうることが考えられます。
帯電しやすい物質である上に、常に回転していて空気との摩擦も生じやすい。
アルミテープによる除電を行うのにうってつけの存在なのです。
除電を行うことで空気流の乱れをなくしてキレイに車両後方へ剥離させていく。
これがホイールカバーへアルミテープを貼るねらいです。
初代インサイトを思い出してみてください。
あの車はリアにホイールスパッツを採用していました。
見た目よりも燃費重視。ホイールを隠すことで空気抵抗をなくすことが目的です。
ホイールスパッツ並とはいかなくとも除電を行うことでホイールカバーの電荷を均一にし、
空気流の乱れを整えて後方へスムーズに排出できるのでは?
と考えたのがきっかけです。
貼ればわかるスムーズさ
貼って10分も走れば、いつもと違う感覚がわかります。
言葉にすれば抵抗感なく走る、スムーズさが増す、しっとり感がある、空走感がある…
言い表すのが難しいのですが、とにかくいつもと違うんです。
毎日通勤で使っている車ですからその変化は確実に感じ取れました。
ネットで調べると同じようなことをされている方が多数いらっしゃいます。
残念なことにホイールカバーにアルミテープを貼っているいい参考例が見当たらなかったのですが、
アルミホイールにアルミテープを貼っている方は多く、多くの感想としてあったのが「走りが軽くなった」というものでした。
このアルミテープチューニングが発表されたとき、ハンドルコラム下に貼るとステアリングが軽くなる。という1つの代表例がありましたが、
ハンドルコラム下に貼っても効果が出た、というのだからホイールに貼って効果があってもなんら不思議なことではないですよね。
トヨタの特許の中には除電することでグリスの粘性にまで変化があることが公表されています。
空力の変化とは別に、ホイールに貼ることでもしかしたらハブベアリング内のグリスに何かいい変化があってもおかしくない??
それもホイールカバー(ホイール)を除電すると変化が生じる、1つの理由なんじゃないかと推測しています。
スタッドレス交換時に
試しにスタッドレスタイヤ交換時に、アルミテープを貼ってみてください。
4本で5~10分程度もあれば施行できます。
裏側なので見栄えを損なうことは全くありません。
ダメなら剥がせばいいことです。
ちなみに、燃費の変化はあまりありませんでした。
気持ちよくなったかな?程度。誤差とも言える範囲です。
冬場はハイブリッド車は燃費の変化が激しいので燃費低下の要因が絞り込めません。
効果も車種によって違うみたいなので必ずいい結果になるとは言いきれないところはありますが、
少ない労力で大きな変化が見込めるので、興味のある方は是非積極的にトライしてもらいたいです。
コメント
同じくスタッドレス+鉄ホイール+キャップの組み合わせなので試してみました。
キャップ裏側がダストだらけなので、センター部に貼りました。前日にはホイール裏側1か所貼りで良い感触がありました。
同時に某サイトでおすすめのインナーフェンダーに5か所貼りしたらびっくりです。
乗り心地・騒音はともかく直進性が上がった感覚があります。
おそらくタイヤ周りの静電気はかなり大きいのでしょう。
簡単に出来て効果抜群の手法だと思います(^^)
スタッドレスタイヤに交換するとき、手軽に行えるのもポイントが高いですね。
前車のソニカで効果を体感できたのでフィットにも行ったところ、やはり変化を感じとることができました。
足回りの空力に関して今は情報収集中で、空力を乱す要因として大きな部分なのですが、
なかなか対策しづらいところがホイールハウス周りだそうで。
速度が上がれば上がるほど、この記事のようにホイール・タイヤ周りに空力対策を施すと変化を感じやすいのだと思われます。