車のワックスとコーティングは一体どちらがいいのか??

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世の中には実に様々なワックス、コーティングの類があります。値段もピンからキリまで。知ってる中では100万を超える超高級ワックスも存在します。コーティングも業者に任せれば10万~なんかはざらにあります。

一体どれにしたらいいのか?迷っている方もたくさんいらっしゃるはず。

今日は私の実体験も踏まえながらワックスとコーティングの話をしてみたいと思います。

 

 

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・カーワックス

車の美観を良くする、保つ、という意味合いでは最も一般的に知られているだろうアイテム。車のマニュアルを読んでみても、1か月に1回はワックスをかけましょう、とか記載されてたりする。数も豊富でお店に行けば数えきれない位のワックスが並んでいたりする。

車ユーザー歴の年季の入った方も愛用している人が多く、土日に洗車場なんか行くと仲間内でワックスかけてるのを見かけます。有名どころではシュアラスターでしょうか。

固形タイプ、ちょっと柔らかい半ネリタイプ、ドロドロのタイプ、大手の企業から中小企業まで、本当に様々なワックスがあります。その全てのワックスに共通して言えることがあります。

 

・ワックスを塗るということは油を塗っているということ

成分的に油分を含まない、化学合成成分でできている物もありますが、これは基本的にカーワックス、といえる全ての物に共通しているはずです。この油分が、車にツヤを出して雨を弾いているのです。

このワックスのツヤはコーティングよりも深みのあるツヤを演出してくれますので、コーティングが昔より流行している現在でも使用しつづけているファンが多数います。その半面、ワックスの持続期間は青空駐車で大体1か月程も経てばツヤが失われ、撥水能力も衰えだしてきます。

そしてその剥がれたワックス成分がボディに付着して汚れの原因になります。よく縦に黒いスジのついた車をみかけませんか?あれが出やすくなります。

なので美観を保とうとするならば継続してワックスをかけ続ける必要があるので、ものぐさな人には向かないかもしれません。しかし施行性の良いワックスもあるので、洗車ついでにちょっとワックスもかけようかな?と、気軽に行えるのもワックスの魅力だろう。

 

◎ワックスのまとめ

ツヤ感はコーティングよりも深くて、濡れたような質感に仕上がる傾向にある。

効果は1か月程と考えていい。

ワックス成分が落ちたときの汚れに注意。

 

・コーティング

コーティングの種類もワックス同様、色々な種類がある。一昔前はポリマーコーティングが主流ではあった。だけど今は完全にガラスコーティングに置き換わっている。

詳しくは長くなるのでここでは割愛させていただくとして、ポリマーがテフロンをベースとしたコーティングに対して、ガラスはその名のとおりガラスの成分がベースになったコーティング。

ポリマーコーティングは比較的ワックスに似たようなツヤ感に仕上がるけど、ガラスコーティングはカチっと、キリっとした感じに仕上がる。

テフロンとはフライパンのコーティングにも使われている素材。新品のフライパンは油もスルスルと流れるし、料理もしやすい。フライパンの底にテフロンが塗ってあるので、焦げ付きなど抑制できている。

ガラスコーティングはガラスその物の成分ではなく、それに近い成分を主体にしている。最近はガラス純度の高いコーティング、として売り出している高価な物もある。

コーティング、と聞くと車屋に高いお金払ってお願いしてやってもらう。みたいなイメージが強いかもしれない。だけど自分で施行するコーティングも数多く存在する。

これもお店に行けばワックス同様簡単に手にいれることができるが、比較的ワックスよりも高価なことが多い。その分ワックスより持ちも良く、年月が経過してもボディのツヤがひけることがない。

高価なコーティングの中には普段のメンテナンスは水洗車だけ、キズが入りにくい、塗装の膜厚が増します、といった謳い文句のコーティングも存在する。1度業者の方に施行してもらうと感動するレベルまで車がキレイになる。新車以上とも言われる。

コーティングはツヤが長持ちしてキズも入らず、メンテナンスも簡単。いいことづくめな気もするけど、しっかり弱点もある。

 

・下地処理が面倒、作業性も悪い

下地処理とはワックスやコーティングを行う前に、ボディに付着した汚れを完全に取り去って、同時に古いワックス成分やコーティングを排除して、ボディをキレイな状態にすること。

この作業があるのとないのとでは仕上がりに雲泥の差が出るので、洗車好きな方々は私も含めて気を使って作業したりするものだけど、コーティングの場合、この下地処理をしっかりやらないとコーティング層の中に汚れを蓄積したままになってしまう。

被膜の頑丈なガラスコーティングだと、失敗したときに剥がすのにとても面倒なのでかなり気を遣う。それと合わせてワックスに比べて高価なこと。作業性もワックスと比べると悪い。ワックスと同じ感覚で施行すると痛い目を見るので気を付けて下さい。

塗りムラができてしまったり、まだらな模様になってしまったりすることも。そうなると修正にとても時間がかかる。マニュアル通りにしっかり順を追って施行することをオススメしたい。

 

◎コーティングまとめ

ツヤ感はポリマーはワックスに近い。ガラスは硬質な感じに仕上がる。

効果が長い。屋根付き駐車場だと1~2年は持つ。

メンテナンスが簡単。普段は基本水洗い。

高い。業者に頼むと更に高い。しかしその効果は折り紙つき。

 

少しでもワックスとコーティングの違いがわかれば幸いです。

結局は自分のライフスタイルに合わせて選ぶのが1番いいと思います。

 

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