今では軽自動車の普及率はもの凄いことになっています。大きな理由として、税金で優遇されるからですね。少し値上がりして10,800円になってしまいましたが、それでも安いと言えます。
私のキャデラックDTSは毎年88,000円かかります。軽なら車検受けられますよ。好きでなければ乗っていけません。
そんな大人気の軽自動車ですけど、買う時にターボを付けるかどうか?悩みませんか?結構いるんじゃないかと思います。私もすごく悩みます。今はターボのついているソニカに乗ってます。そのターボの有無について、ちょっと参考までにお話しさせていただきます。
●坂道が多ければターボ付きがオススメ
普段買い物に使う道路や、通勤に使っている道路にアップダウンの激しい坂道が多ければ、ぜひともターボ仕様を勧めたいところです。
軽は基本的に非力で660ccと上限が決まっているので、各社ピークパワーは同じです。その車の重さや走りの味付け、エンジンの吹け上がり具合、ミッション制御などなど、ピークに達するまではそれぞれのメーカーで違いはありますが、行きつくところは一緒です。
やっぱりターボのない、自然吸気エンジンだとどうしても非力さが出てしまうんです。私の住んでいる横浜は坂道が非常に多く、上り坂のときはNAだとかなりストレスを感じました。エンジンは唸っているのに速度がついていかないんです。
やっぱりターボだなあって思い、そのとき乗っていたNAのスバル・R2を売って、現在の走りに定評のあるソニカに替えた、というワケです。
●平坦な道路が多い、燃費重視ならターボはいらない
力が出る分、やはり燃料はその分食います。パワーより燃費重視。という方はターボは付けない方がいいでしょう。また、それほど坂道のない地域であればNAでも十分です。速度が出てしまえばそれほどターボとの違いは感じられません。
●事例
私の例を挙げると、当初の通勤の車はターボの付いた車に乗っていました。スズキのKeiという車です。軽のKeiです。
Keiスポーツ、というグレードに乗っていました。これが中々刺激的でビュンビュン走りました。片道30kmあり、中には高速走行する場面もあるので通勤するには快適でした。
ただやっぱり一世代、二世代前の軽、しかもターボなので燃費が良くなかったのです。リッター13~15km程だったでしょうか。
家計のことを考えて通勤だけなんだからパワーなんかいらないだろう。NAにしよう。ということで、車検が切れるタイミングでスバル・R2に乗り換えたのです。
コイツは乗り心地がとても良かったので、Keiとは違う快適さを感じながら通勤できました。今は亡きスバルの軽、というやつを存分に味わえました。
燃費もリッター18~20kmは走る、ちょっとしたハイブリッドカー並みの燃費をたたき出していたので、家計費も節約できました。
ですが、乗っているうちにR2の非力さにだんだん嫌気がさしてくるようになり、もともと早い車が好きな私にはガマンができなくなってきていました。出だしがとても遅いんです、この車。R2を購入してから半年程で、スーチャー付きに乗り換えようと本気で悩みました。
前述したように坂道が多いので思うように走ってくれないし、後ろからあおられたり、そんなのはザラでした。(キャデ・リンカーンであおられたことはありません)
燃費は良くなったけど、代わりに精神的ストレスを抱えることになってしまいました。そこで思い切って、パワーもあってターボのわりには燃費もそこそこ良い、そして車検で多額の費用がかかることから(約20万)2年で乗り換えて、現在のソニカにしました。
●まとめ
結局のところターボの有無は、その人の使用用途による。ということでしょうか。買い物オンリーだったり、近場だけしか走らない、というのであればNAでも十分です。逆にパワーを求めたり、1回の走行距離が多い、坂道が多い人には断然ターボです。
ターボの有無は後から変更がききませんので(基本的に)、じっくりとよく考えてから決めましょう。
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