興味深い記事を見つけましたのでここで紹介します。
洗車がお好きな方にとって、雨が降った後は早く車を洗いたくて仕方がない方もいるはず。何故なら大事な愛車が水シミだらけになってしまうから。私もそんな人間です。
雨が降る→乾く→水ジミができる
と一般的には広く思われているはずですが、実は雨水というのは水シミができにくいのでは?とする記事を見つけました。
水ジミの原因とは何か?
濃色車にとって厄介
水ジミと一括りにしていますが実際にはイオンデポジット、ウォータースポット、水あかなど、呼称や容態は様々です。
黒いボディの車は特に気を配らなければあっという間に水シミだらけになり、ボディをキレイに管理するのも大変です。水シミの問題は非常に厄介なものです。
そのため、濃色車は選ばない、購入しない、という方も中にはいます。それ程にライトカラーに比べて水ジミはつきやすいのです。
水ジミになる原因とは?
水ジミの原因となるのは水分に含まれるカルシウム、マグネシウムが原因だとされています。
それらを含んだ水分が乾いて蒸発したとき、水ジミとしてボディ表面に残ってしまうというワケです。
ここで注目してほしいのが雨水にはそれらの不純物が含まれておらず、水道水にのみ含まれているということです。
こちらのサイトの記事で水道水と雨水をボディに垂らし、太陽の熱で乾燥させる実験を行っています。
水ジミ(イオンデポジット・ウォータースポット)の原因を解明!純水、水道水、雨水を比較実験!
本来であれば最も避けたい状況ですが実験と称して行ったそうです。
雨水(純水)と水道水とを比較している記事なのですが水道水の方が汚れの付き方が酷く、固着も激しい状態です。
対して雨水の方はほとんどと言っていい程、汚れが付着していません。
非常に興味深い内容ですので洗車に力を入れている方は読んでおいて損はありません。
何故雨で汚れるのか?
すると疑問になるのが何故雨が降った後は汚れるのか?ということです。
こちらのサイトが紹介しているように雨水では汚れない、とすると多くの方が体験しているように「雨が乾いて跡になる」
といった現象の説明がつきません。
私の考えなのですがボディに施行しているワックスやコーティングの類が雨水によって浸食され、汚れたように見える….
ボディ表面を覆っているそうしたケミカル製品の相性によって、汚れの浸食度合いが違うのではないかな?と思います。
雨が降り、乾き、太陽の熱で焼きつけられる….太陽の熱で熱された雨水がワックスなりコーティングなりにダメージを与えて陥没、またはダメージを与えてしまう、要は耐えきれないのではないかなと。
私も覚えがあるのですが使用しているケミカルによっては汚れが付きやすかったり、逆に付きにくかったり、そういった経験があります。
汚れが付きにくい、または汚れもろとも剥がれ落ちてくれるワックスやコーティングの類を使用すれば極力水ジミの付着を防げるのではないかな?と。
こちらで紹介したサイトは車磨きのプロの方達で、もしかしたら雨水の性能だけではなく、汚れに対して優れた耐久性のあるコーティングを使用しているのかもしれません。
私の経験上、「ガラスコーティング」または「ガラス系」と呼ばれるケミカル類が最も水ジミが付着しやすいような気がします。
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