近頃は北海道、東北地方のみならず、関東地方やあまり積雪に縁のなかった地域にまで雪が降り積もるようになり、冬のドライビングには天候のチェックがかかせなくなりました。
あまり積雪に慣れていない地域の方は雪が積もった状態での走行に慣れていなく、ここ横浜でも近年大雪に見舞われることが増え、そうなるとあちこちで事故が多発して交通がマヒしてしまい大騒ぎになります。
少しでもそういった雪による事故を防ぐためにも、冬シーズンにはスタッドレスタイヤの装備は欠かせなくなっています。
ここではまだ新しい、ブリジストン・VRX2、ヨコハマ・アイスガード6、ダンロップ・ウインターマックス02のことを調べてみました。
3大スタッドレスタイヤの比較
ブリジストン・ブリザックVRX2
ヨコハマ・アイスガード6
ダンロップ・ウインターマックス02
スタッドレスはブリジストンが圧倒的知名度
降雪地帯でのブリザック装着率は15年連続で1位であり、特に北海道/北東北主要都市での一般ドライバー装着率は44.9%、北海道・札幌市内を走るタクシーの装着率は70.6%にもなるという驚くべき知名度。
ここまで指示されるのにはブランドの知名度だけではなく、しっかりと裏打ちされたその実力があるからに他ならない。
実際に私の北海道出身が出身である知り合いに話を聞いてみると家族や親戚、友人のほとんどが問答無用でブリザックを選ぶのだという。
価格は?
ブリジストンVRX2、ヨコハマアイスガード6、いずれも今年発売されたばかりのモデルなので値引きはあまりなされていない様子。価格自体は両モデルともあまり変わらない。
ウインターマックス02に限っては上記モデルと比べると少しだけ古い為なのか、若干割安となっているようです。
性能による違いは?
あちこちの口コミを参考にしたところ、ブリジストン、ヨコハマのスタッドレスであれば性能は横ばいでどちらが優れているのか?と明確に決めるのは難しい。
性能的な優劣ではブリジストン/ヨコハマ、ここから1段下がってダンロップ、といったイメージを私は受けた。
VRX2もアイスガード6も発売されたばかりでレビューも少なく、参考になる意見はなかなか見つからない。
そこで参考にしてもらいたいのが上記に記したタイヤ性能試験データ。あくまでも参考程度に留めてもらいたいのだけど、購入を検討している人にとっては一見の価値はあるはず。
昨今のスタッドレスは雪上性能だけではなくドライ路面での性能向上も著しく、VRX2は前モデルのVRXと比べてもロードノイズは静かになった、等の静粛性の向上を挙げる声が多く見られた。
ブリジストンに限らずとも最近のスタッドレスはドライ路面に対してのトータルな乗り心地向上を図って商品作りがなされていて、中にはサマータイヤと遜色ない快適性を確保している。といった口コミも見られる。
実際、私が履いているブリジストン・REVO GZでさえもサマータイヤであるピレリP1と比べてもロードノイズは変わらない。それどころかむしろ、静かになっている感じさえするほど。
スタッドレスは総じて突き上げ感が柔らかく、人によっては腰砕けと捉えられてしまうだろうけど、また違う人にとっては快適な乗り心地。と感じる人もいるところが面白い部分でもある。
前述の通りまだまだ新モデルである為に、最終的な結論を下すにはメーカーに問い合わせたり、販売店舗から直接話を聞いたりするのが最も良い参考が得られることと思う。
とはいえブリジストン/ヨコハマ/ダンロップ、この3社のスタッドレスを購入しておけば大きく失敗することはないだろうから、その点は安心してもいいのではないかと感じます。
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