アドバンdB V552買いました~静と動の両立へ

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カスタマイズ

悩むこと2年。

ついに購入してしまいました。

アドバンデシベル・V552です。

タイヤはとても高い買い物です。失敗はしたくありません。

そして1度購入してしまったら、普通はしばらく交換することがありません。

価格や性能、車の使用頻度など、色々とあれこれ考え続けついに決断するに至りました。

そんな念願のタイヤのレビューです。

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アドバンdB(ADVAN dB)V552とは

ヨコハマのフラッグシップ・コンフォート

「ヨコハマ史上最高の静粛性」

この言葉に偽りはないのか?

ついに自らの身をもって体感するときがやってきました。

前モデル、V551との特に大きな違いは32%も静かになった。ということです。

当時は満を持しての新製品リリースということで大きな話題となりました。

既にレグノの静粛性は世間でも認知されていて「静かなタイヤならレグノでしょ。」

という図式が成り立っていたので、そこに一石を投じるヨコハマタイヤの意気込みが感じられたものです。

ヨコハマタイヤのプレミアムコンフォートが「ADVAN dB」

のブランドに変革を迎えてから初のモデルチェンジということもあり、注目度は高かったと記憶しています。

30型ヴェルファイアHVに乗っています。年間2万km以上走行し、購入4年半で10万kmを越えました。最初は装着タイヤがヨコハマブルーアースでした。43000km走行して、より静粛性を期待してブリジストンレグノGRVⅡに履き替えましたが、期待外れでした。
ミニバン向けということで、硬めのゴムのため、乗り心地は今一つで、静粛性も期待外れでした。またウェット性能もBということで、ややウェット時のグリップにも不満がありました。
私の住んでいる地域は積雪地域のため、冬場はスタッドレスに履き替えますが、BSのスタッドレスの方が静かなくらいでした。
高速道路をよく走行するため、ウェット時の安全性も考慮して、まだ山は4mm残っていましたが、38000kmで履き替えることにしました。
BSが好きでしたので、GRVⅢが発売になるならば、それに履き替えようと思いましたが、モデルチェンジ未定のため、乗り心地と静粛性を重視してネット検索したところ、ヨコハマアドバンdbが候補タイヤとして上がりました。会社の同僚がこのタイヤをプリウスαに履かせていて、大変満足しているということで、ネットでの皆様の感想も参考にして、このタイヤに履き替えました。まだ走行2000kmほどですが、感想を述べさせていただきます。
【静粛性】
レグノに比較して、大変静かになりました。
通勤で通る道で、路面が荒れていてうるさい場所がありますが、dbでは気にならなくなりました。また高速道路でも静かになり、大変満足しています。
【乗り心地】
ゴムがBSレグノに比較してやや柔らかくなったことが影響して、乗り心地も良くなりました。イメージとしてはスタッドレスタイヤを履いているような感じです。高速道路の繋ぎ目でも気になりません。
ただしコーナーでの車体の傾斜は、ゴムが柔らかい分だけ、少し大きいかなと思います。
【燃 費】
静粛性と乗り心地が向上して、それだけで大満足でしたが、燃費性能も期待以上でした。
同じ目的地で片道約460kmの高速を中心とした走行を数回行っていますが、満タン法での実燃費がレグノGRVⅡが13.4kmでしたが、dbでは14.3kmまで伸びています。下道でも同じような燃費の向上です。
アクセルを戻した時の転がりが改善しているのが、燃費向上に繋がっているように思います。
【グリップ及び走行性能】
私は飛ばして峠道などを走ることはしないので、普通に走る分には、不満はありません。
最近豪雨が多いので、高速道路で雨が降っている時の走行は、ウェット性能が高いdbが安心して運転できます。
また高速道路の走行が多いので、レグノに比較して中立付近のややだるさがかえって、運転していても楽に感じています。
【総合評価】
このタイヤにして本当に良かったと思います。長距離を走っても運転疲れが軽減しています。タイヤの値段もレグノGRVⅡの時より4本コミコミで1万円以上安く購入できました。燃費も数%改善していますので、よりCPが良くなっています。
後はタイヤの摩耗が4万km前後まで持ってもらえれば、100点満点です。
アルファードやヴェルファイアに乗っておられる方には、自信を持ってオススメできるタイヤです。

価格.com~https://review.kakaku.com/review/K0001042902/#tab

レグノXIが4万キロ走行し、6~7分目となったので、デシベルに交換しました。
車はブルーバードシルフィです。

【静粛性】
荒れた路面 デシベル>>レグノ(明らかな違い)
綺麗な路面 レグノ>デシベル(微妙な違い)

デシベルは路面による差が小さいです。レグノは荒れた路面だと廉価なBシリーズと変わらずうるさいです。その分、綺麗な路面だとよけい静かに感じるのかも。
窓を開けて走ると、明らかにデシベルの方が静かです。

【乗り心地】 デシベル>>>レグノ(圧倒的によい)

これが一番気に入った点です。レグノは重量級向きなのか、軽量のシルフィではまったく乗り心地がよくありません。あるいはBSはサイドウォールが固いのかも知れません。
荒れた路面ではガタゴトが共鳴して、なおさらうるさく感じるのかも知れません。

※あれから400kmほど走ったので、走行性能およびグリップについて述べてみます。

【走行性能】
ハンドリングは、スパッと切れるレグノに比べて遊びが多くなりました。
軽快感ではレグノがよいです。
でも直進性も良好だし、特に悪い点は見当たりません。
燃費もほぼ変わらずといったところです。

【グリップ】
レグノとあまり変わりない気がします。気持ちデシベルの方が、レイングリップがよく感じます。
特別グリップがよいとは思いませんが、滑り出しが穏やかで、滑ってからの粘り腰。
非常にコントロールがしやすいです。(上級者だと別の意見があるでしょうけど)
ピレリのP1と非常に似た感じで扱いやすいです。乗り心地も含めて。
ここら辺は好みの問題かも知れません。

また、ハイグリップタイヤのトランザと比べると、グリップの差は歴然です。
ただし、静粛性は雲泥の差でよいです。もちろん乗り心地も。

【総評】
好みが合えば、最高のタイヤだと思います。
あとは、耐久性ですね。ピレリのP1は長持ちしてよいタイヤでした。
期待したいところです。

価格com~https://review.kakaku.com/review/K0001025419/#tab

C200(W205)に標準装着されていたランフラットタイヤContiSportContactとの比較になります。
【走行性能】
 ハンドル操作に対するダイレクト感はやや弱く、クイックな切れ味とはいえません。しかし、あくまでContiSportContactと比較した場合の感想です。この点については、ContiSportContactが優秀なのだと思います。フル加速しないからでしょうか、加速時のアクセル追従性に不満はありません。
【乗り心地】
 ContiSportContactでは”ゴツン”と大きな振動を感じた段差を、”ボコン”(表現が難しい…)と柔らかく乗り越えてくれます。反面、走行時の直進性や安定性は、路面にピタッと張り付きながらシューっと走るContiSportContactが上です。もちろん、ふらついたりはしないので問題はありません。 
【グリップ性能】
 ContiSportContactでは、道路に段差があるコーナーを曲がるとき、軽くバウンドして若干横滑りしていましたが、ADVAN dBに変えてからはバウンドが抑えられ横滑りしなくなりました。グリップは素晴らしいと思います。
【静粛性】
 このためにADVAN dBを選んだといっても過言ではありませんが、期待を裏切らない静粛性です。ContiSportContactもランフラットながら走行音はそれほど気にならないレベルでしたが、ADVAN dBはひとクラス上の静かさです。かなり荒れた舗装でなければ、ロードノイズはほとんど聞こえません。道路によってはスピードが上がると低いうなり音を感じることがありますが、これは私が気にしているからでまったく問題ないレベルです。
【総評】
 ADVAN dBは、コンフォートタイヤとして大変優秀だと思います。あとは長持ちしてくれることを祈るだけです。

価格com~https://review.kakaku.com/review/K0001025399/#tab

アドバン(ADVAN)dBの感想

サイズは245/40R20
アドバンのロゴが映える
リムガードはありません
ネット購入で製造年月日は約10か月前の物でした
4本積むのは大変でした
アドバンdBのパターン

事前に予約したタイヤ交換専門店へタイヤを持ち込み、交換してもらいました。

20インチともなるとさすがにセダンへ積み込むのはキツかったです。

購入はネットで。

相場よりも本/1万程安く、どんなものが届くか不安はありました。

購入したのは22年4月。

届いたタイヤは21年30週の物だったので大体10か月前のタイヤが届きました。

メーカー曰く「使用しなくても3年は新品時の性能を保てる」ということなので、若干古い感じは否めないのですが使用には問題ないでしょう。

これまで約2年と半年、頑張ってきたファルケンFK510とは別れを告げ、念願だったアドバンdBを履く。

dBユーロの頃から気になっていたタイヤだったので10数年の思いが結実し、自車に履けるということに胸の高まりを抑えきれません。

交換前のFK510最後の感触を体全身で覚え、交換後のフィーリングの変化に備えます。

タイヤ交換専門店に到着し、交換作業で待っている間もたびたび作業現場を覗いてしまうなど待ちきれませんでした。

イヤな客だったと思います。

そして交換後の感想はこんな感じです。

  • 静か
  • ステアフィールが鈍くなった
  • 突き上げ感の低減
  • コーナリングはしなやか、悪く言えば腰砕け
  • 惰性で転がっていく
  • 雨が安心

以前、私がレグノGR-XⅡ・アドバンdB・ビューロVE304を比較した記事を記載しました。

このときに調べたことと実際に体験したことに大きな違いがなく、

Amazonのレビューなど変なウワサがあったりしますが、ネットでのレビューもいい加減なことばかりではないなあと。

以下に詳細を記載します。

ここが◎

まず静粛性についてですが明らかに静かになりました。

全てのロードノイズが遠くに感じられます。

店舗から走り出した瞬間「おぉっ…!」と思える位。

静かな路面ではとことん静かに。

ゴーゴーとうるさい路面でもそれなりに静かに。

アドバンdBにする理由の1つが静粛性の向上だったので、この辺は満足しています。

次に突き上げの緩和。

サイドウォールが柔らかい、とネットのレビューがありましたがその通りでした。

ネットでは柔らかい乗り味になった、とする意見が多いのですがまさにその通りでした。

カドが取れて丸みのある乗り味に変わり、キャデラックはコンフォート寄りの車なので突き上げの緩和は嬉しかったです。

20インチでこれほど当たりがソフトになれば文句ありません。

FK510が剛性感がありグリップ力でコーナーを駆け抜けるのに対して、アドバンdBはしなやかで路面をいなしながらコーナーを曲がる感覚。

それと個人の感覚によるところが大きいとは思いますが、サイドウォールのデザインがいいです。

レグノ、ビューロ304と比べて1番カッコイイと思ってます。

そしてこのタイヤの真価は高速走行にあります。

適度な柔らかさは高速道路の段差を不快感なくいなします。

直進安定性もFK510と遜色なく、それでいて静粛性も高いので全くストレスを感じません。

高速走行するたびに楽しみが増えること間違いなしです。

アドバンブランドは伊達ではありません。

雨天時での走行も安心して走れました。

ゲリラ豪雨に見舞われてあっという間に路面コンディションが最悪になった場面でも、安心感は高かったです。

ここが✕

ハンドリングは期待していた程ではありませんでした。

アドバンに名を連ねているおかげで走りのイメージが先行してしまい、

以前通勤車に履いていたポテンザとはいかずともそれに近いフィーリングを想像していましたが、

クイックさが失われていて車線変更時等、FK510と比べるとワンテンポ遅く感じます。

タイヤの性格を考えれば仕方ないとも言えますが。

なので「ADVAN」ブランドをイメージしすぎていると「あれ??」

となるのでは。

タイヤ自体の柔らかさに起因していると思われますが、

コーナーリング時の剛性感がちょっと足りないかな?といったところ。

しなやかとも言えますが腰砕けで芯がないとも言えます。

40扁平でコレですから50以上だとどうなってしまうのか…。

アドバンにしてはハンドリングがだるく、柔らかすぎる。

中途半端なタイヤだと捉える人もいるかもしれません。

転がり抵抗がないのか、惰性が効きすぎてFK510の感覚でブレーキングを行うと止まりきりません。

そのうち慣れると思うのですが、前車が停車しようとしているときにこちらも減速するような場面で、あわててブレーキを踏み足すシーンが増えました。

それと細かいところかもしれませんが、ライバルであるGR-XⅡ・VE304と比べると最も後発であるというところは気になる人もいるのでは。

基本的にタイヤはその時の最新タイヤが最も良い性能だ、なんてタイヤショップだとよく聞きます。

これはリリースされたタイヤをメーカーが研究用に購入して自社タイヤの設計・開発に使用する。

ということに起因しています。

実際この3つの中では最も古いタイヤであるのは間違いないので、少し古くなってきた感はあります。

静粛性を比較してみた

静かになった。と表現する言葉だけではつまらない。

何か客観的に評価できるモノがあれば、と思いスマホの騒音計アプリをダウンロードして交換前(FK510)と交換後(アドバン)のロードノイズを比べてみました。

本当に今はスマホでなんでもできる時代です。

まずは交換前の測定結果

交換前~街乗り低速

交換前~街乗り中速

交換前~最大騒音

タイヤは紹介している通りファルケンFK510。

新品購入から2年半年使い、12,000km程度走行した物。

溝はまだまだあるもののサイドのヒビ割れが酷く、

車検時に「大丈夫とは思いますが気になりますね」と指摘される程、ビッシビシにヒビが入っている状態。

4本共このような状態

このような状態からの交換でした。

ヒビ割れがなければまだ使っていたと思います。

原因はわかりません。タイヤワックスに起因するものなのか?気温湿度の問題なのか?紫外線との問題なのか?

1年目から少しづつヒビ割れていき、あっという間に広がりました。

聞けばFK510で同じようにヒビ割れているユーザーもいるとか…

このサイドのヒビ割れですが、どうやら発生しやすいタイヤとそうではないタイヤがあるみたいです。

ミシュランはすぐヒビ割れしやすいと言われましたね。実際、以前履いていたプライマシー3もやはり1年程度でヒビが入ってきました。

少し話がそれましたが、FK510の騒音は上画像のような感じです。

測定環境はエアコン、オーディオをOFFにし、窓は閉め切った状態。

スマホをドリンクホルダーに置いた状態での測定です。

高速走行時と中速走行時(50~60km)の騒音レベルは交換前も交換後もほぼ同じような雰囲気でした。

数値は絶えず上下しています。画像の数値はキャプチャー時に表示されていた数値で、実際は表示値から±3db位は針が常に振れています。

最も大きな瞬間最大騒音で73db位だったでしょうか。

街乗り時のゴーゴーとうるさい道路を走っていたときです。

次は交換後の騒音レベルです。

交換後~街乗り低速

交換後~街乗り中速

交換後~最低騒音

静かな道路を走ったとき

静かになっているのが数値上でもハッキリわかります。

1db違うだけで±10%音量の違いが現れるとされています。

全体的に騒音レベルが3~4db改善されていました。

となると理屈的には音量30~40%の減少ということになります。凄く大きいですよね。

キャプチャーできなかったのですが、どんなにうるさい道路を走っても70dbを超えることはありませんでした。

また、FK510ではどんなに静かな道路を走っても60dbを切ることはありませんでした。

この結果を見ればヨコハマタイヤ公式でもモデルチェンジ前のデシベル、V551から32%の音量エネルギー低減、とありますのでそれも納得できる数値です。

レグノ・GR-XⅡ、ビューロ・VE304の静粛性がどれほどのものか?

実際には履いてみないとわからないところではありますが、

どの銘柄も調べた中では静かであるというレビューが多く、

静粛性に関して言えばレグノ、アドバンdB、ビューロVE304のどれを選んでも大きな失敗はないのかな?と思います。

アドバンdBはオールラウンダー

アドバン(ADVAN)dB・V552の感想をまとめるとこのようになります。

  • 静粛性はかなり高い
  • 乗り心地が良い。段差などの突き上げ感がソフトに。
  • 高速走行が気持ちいい
  • ステアリングフィールはだるい
  • 転がり抵抗は低いと思う
  • 雨量が多い日でも普通に走れる

静粛性が大きく向上されたアドバンdB・V552ですが、

その謳い文句に偽りはありませんでした。

コスパが良いと定評のあるスポーティタイヤ、ファルケンのフラッグシップタイヤFK510との比較でしたが、

わかりやすく簡潔にお伝えするとFK510の走行性能はそのままに、とても静かになった。

という印象です。

走行性は高く、乗り心地もいい、静粛性も高い、雨にも強い…

プレミアムコンフォートを名乗るにふさわしいタイヤです。価格もプレミアムではありますが。

FK510の硬質な感じとは相反するソフトタッチなタイヤではありますが、走行性能の質も犠牲にしていないのはさすがプレミアムなタイヤだけあるなと。

このアドバンdBの柔らかさをどう捉えるかで評価は変わるものと思います。

逆に言うとFK510のコスパの良さを改めて再認識しました。

サイズにもよると思いますが、アドバンdBの約半額で買えてしまうのは驚異的です。

このタイヤを購入候補に入れている方はレグノ、ビューロ、プライマシー等で検討されている方が多いと思いますが、

静粛性も大事だけど走りも捨てたくないという方に最もオススメしたいです。

柔らかいタイヤなので段差や継ぎ目をやんわりと乗り越えるところも高印象。

そしてウエット性能が「A」なのがいいですね。レグノにはない部分です。

一点特化型よりも全体的に性能の高いタイヤが欲しい、とお考えの人には選んでも損はないでしょう。

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