先日実施したISCVの清掃にて、未だアイドリングの不調は完治していなさそうだったので引き続きスロットルバルブの方も掃除することにしました。
今回は加えてオイル交換とガソリン添加剤を加えてもう一歩踏み込んだメンテナンスを実施しました。
お盆休みということもあって時間が取れたのと、メインの愛車であるキャデラックSRXが諸事情で長期入院中で乗れない為、子供の世話の合間を見て、普段乗りっぱなしだし日々の足に頑張っているソニカのメンテを行いました。
スロットルバルブの清掃
比較的簡単な作業
色々と外す手間はあるものの、作業自体はとても簡単。エンジンカバーを外し、インタークーラーを取り外す。
画像を見ていただけるとわかると思うのですが、インタークーラーはネジ3本で止まっており、ネジを外せば後は周りのパイプを外していけばすんなり外れます。
後ろに1本、細い小さなホースがついているので忘れがちになりそうです。外す際は注意が必要です。
外したついでにインタークーラーの中もパーツクリーナーでジャブジャブ吹き付け、清掃しました。
これが中々汚れていて、出てくる廃液は茶色。長年の使用で内部に入り込んだオイル等の汚れかと思われます。
あまりにもたくさん出てくるのでパーツクリーナーほぼ1本使う勢いで洗浄しました。
インタークーラーを外した後はスロットルバルブが収まっている上部のカバーを外していきます。
ここは他のパイプと同様、2つの留め金で挟んでいるだけなのでペンチ等で緩ませれば外すことができます。
2つありますが上側の1つだけ外せばカバーは外れてきます。
ここまで3か所位のパイプ類を外してきますが、おそらくどこのパイプも接続部がブローバイのオイルである程度汚れていると思います。
気になる方は合わせて清掃してもいいでしょう。私は少しパーツクリーナーで吹く程度に留めました。
スロットルバルブはそこまで汚れてもいなかったのですが、せっかくここまで外したことだし何もしないのも勿体ないので、手持ちのワコーズ・スロットルバルブクリーナーとウエスで拭きつつ清掃。
すぐ横にワイヤーがあるのでそれでバルブを開け閉めしながら無理のない範囲でクリーナー吹きつけ、ウエスで拭く、を何度か繰り返しました。
スロットルバルブの輪郭が汚れていたのですが、クリーナーだけでは全く汚れは落ちませんでした。ウエスで拭いてみると真っ黒。なんだかなあ~と思いつつ、作業を終了。
逆の手順で組み付けて元通りにします。
スロットルバルブ清掃後はECUリセットも
スロットルバルブの清掃が終わった後はECUのリセットを行うのが望ましいとのこと。
コンピューターにあるこれまでの吸排気の学習状態をリセットすることが狙いです。リセットすることでソニカは新車時の真っ白な状態に戻ることができます。
ヒューズボックスにあるECUのヒューズを抜くだけで大丈夫だそうですが、私はバッテリーを外して対処しました。
アイドリング不調解消
作業終了後、試しに5分程近くを走りました。アイドリングの不調は完全に治っていました。
信号待ちのエンストしそうになるブルブルとした症状は完全になくなり、元々の安定感のあるアイドリングを取り戻しました。
余談ですがこの作業のあと、久しぶりにロイヤルパープルを使ってオイル交換しました。
レッドラインと肩を並べる?と評判のオイルです。
10年程前まで頻繁に入れていましたが量販店では中々手に入らないのと、当時と違って今は結婚したのであまり自由にお金が使えないこともあって、この手の少々お高いオイルはあまり手が出せなくなってしまったのですが、ボーナスが入ったこともあって奮発しました。
やっぱりイイですね。最近はエステル系のオイルばかり使っていますが、改めてロイヤルパープルを再評価したいです。
いつも高回転で回している軽自動車にこそ良質なオイルを入れたいところですけど、懐事情もあるのでどうしてもコスト優先になってしまいます。
加えて燃料添加剤も投入。
本当はワコーズの物を入れようと思っていましたが、値段が100円しか違わないし、なんとなく気になったのでこれを入れてみました。
商品紹介プロモを見てましたけど高速でリッター辺り2km伸びたとかなんとか言っていました。
あまり信じてませんけど効果が出れば御の字ということで気休め程度に入れています。PEA配合と記載があるのである程度、溜まったカーボンの除去はできるんじゃないかと。
ここまでしてあげたらソニカのエンジンの調子はかなり良くなりました。
お盆明けの通勤はしばらくの間楽しめそうです。
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