GM VXDIAG使ってSPS2・GDS2で遊んでみる

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自動車関連

安価で汎用性が高いVXDIAGの使い方です。

2015年頃から販売開始されたそうでパススルーツールとしてはまだまだ新参物といったところ。

VXDIAG、またはVCX NANOと呼ぶことが多いと思いますが、

最大の特徴は価格の安さと、どんな車両にもマッチしやすい汎用性です。

日本国内ではトヨタ車に使用されている例が検索でヒットしやすい印象です。

トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱など

メジャーなメーカーはほとんど対応しています。

コレを使いたいという方は車に精通したマニアな方々ばかりと思うので、

使用する要点だけをピックして記事にしていきます。

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VXDAIAGの使い方

ソフトのインストール

まず本体を購入したらVXマネージャーをインストールする必要があります。

VXDIAGSHOP- Your Official ALLSCANNER VXDIAG Store
VXdiagShop.com provides original Allscanner VXdiag diagnostic tools and software, including the VCX Nano, VCX SE, VCX DO...

筆者はこのサイトからVXDIAG GM用を購入しました。

商品画像の少し下辺りにVXマネージャー(ソフトウェア)をダウンロードできるリンクが貼られているのでそれをクリック。

リンク先を開いてダウンロード・インストールすることでVXマネージャーの起動画面になります。

起動させたらVXマネージャー内にあるパススルーとGM GDS2/T2Wのインストールを行います。

その後同じくVXマネージャー内のファームウエアとアップデートライセンスを実行します。

手順としてはこれだけです。

インストールすることでPCがVXDIAGを認識します。

これでVXDAIGを車両に繋げれば色々と見れたりイジれたりします。

プログラミングにはSPS2が必要

プログラミングを行いたいのであれば、SPS2のサブスクリプションを購入しなければなりません。

VXDIAG単体では車両の中身を覗けるだけです。

SPS2のサブスク購入には数々の難関がありますが、色々と調べて頑張ってみてください。

世間の風潮にならって公に公表するのは控えます。

おそらくいくつかやり方があるだろうと思われます。

とりあえず、まずはPCの環境を整えなければなりません。

GMはWindows 10 proでの動作を推奨していますが、もしかしたらその他のソフトでも動くかもしれません。

注意点

うまく動作しないことがある

ただインストールするだけなら簡単なのですが、

うまく動作しないことがあります。

その原因はいくつか考えられます。

PC側の環境

PCとの相性

車両側との相性

インストールの手順

などなど、キリがありません。

おそらくインストールしてそのまま問題なく車両と通信できた人は多くないのでは?と思います。

VXDIAGにはマニュアルが存在しません。

インストール手順やトラブルシューティングなど、全て自分で調べて行わなければいけません。

届いた箱を開封するとVXDIAG本体とUSBケーブル、USB形式のソフトウエア(VXマネージャー)しか入っていませんでした。

ユーザーフレンドリーとは言えません。

同梱されていたソフトウエアなんかはコレが一体なんなのか?

何に使うUSBなのか?

そんな説明すら一切されておらず、PCに差してみてやっとVXマネージャーが入っているんだなと気づきます。

こんな調子なのでPC/車両との通信がうまくいかなくても、誰の力も借りずに自力で解決することとなります。

解決策はたくさんネットに転がってはいるのですが、多すぎてどれを参考にすればいいのか迷います。

しかも大体が中国やアメリカの事例ばかりで、翻訳したとしても脳内変換するのに少し時間がかかります。

偽物が存在する?

これは確証が得られているわけではないのですが、どうやら海外で出回っているモノには偽物や粗悪品が存在するとウワサされています。

国内の業者さんでも同じようなことをおっしゃっている業者さんがいました。

例えばGM純正機器であるMDI/MDI2に関しては偽物の存在が明らかにされています。

しかも製造ルートが複数あるようで、偽物の中にも良品であれば動作には問題ないとする意見が多く、ある意味「偽物の中の偽物」が存在しているというすごい状況となっています。

この状況がVXDIAGにも当てはまるかどうかがわからないところですが、

火のない所に煙は立たずとされてるので、私的にはやっぱりVXDIAGにも粗悪品があるのかなあと思っています。

VXDIAGは安いのが最大の魅力

色々と問題が多そうなVXDIAGなのですが、最大のメリット・魅力はなんといってもその安さです。

こういった車両と通信してプログラミングを行えるツールは安くても10万前後はかかってしまうのですが、

VXDIAGは国内でも3万前後、個人輸入で買いつければ1.5万程度で手に入ります。

私もその安さに惹かれて購入した1人です。

SPS2を触ってみたくて勢いで手に入れたのですが、肝心のプログラミングがうまくいかないことがあり、もう少し下調べしてから購入した方が良かったかなと少し反省しています。

金銭的に余裕ができたらMDI/MDI2も購入しようと考えています。

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