ようやく知ったんですよ。スマホのミラーリングというモノを。
スマホの映像を車載のナビ画面に映し出すことを指すようなのですが、全く知りませんでした。
私の知らないうちに車載ナビゲーションというのはどんどん進化しているようで….
そんな中、日産が「2022年までにグーグルマップナビ搭載車を90%にする。」と言い出しました。
グーグルマップの正式採用でどうなる?
従来ナビシステムの終焉
今国産車のナビと言えばあまり売り上げが伸びずパっとしない印象が強いのですが、実はそんなことはなく売り上げ自体は少しづつ回復基調らしいです。
今はHDDナビの代わりにSDナビがメインとなっており、私がいつも愛用しているサイバーナビもSDナビに全て変わりました。
毎年新しいサイバーナビがリリースされ、その度に販売店舗側は大々的にブースを作って販売しているわけですが昔程の客足はないというのが印象強いです。
ちらっと触れましたが今はスマホナビの性能が著しく上がってわざわざ高いお金出してまで、カーナビを買う必要ないんじゃないか?
と考えている人達がとても増えているんです。
そういったユーザー達と今まで通りの車載ナビが欲しい、という人達との2極化がどんどん進んでいると感じますが、その内車載ナビ派の方々は駆逐されていくんじゃないかな?って個人的には思っていたんです。
今やスマホは多くの人が持っているし、スマホを使ったナビは無料で使える物が多く、常に最新で更新料も取られない。
それにナビは遠出するときしか使わないし、スマホのアプリで十分って考える人が凄い増えました。
そこにきて日産が、これからはうちもグーグルマップのナビにするよ。と公言したので、この流れは更に加速することでしょう。
日産・三菱自動車のGoogle マップ「ナビ」搭載車は2021年スタート。2022年には90%に
「ナビはスマホ派」の人が増えれば相対的に「車載ナビ派」は減っていくわけで、そうなれば車載ナビを作っているメーカーも採算が取れなくなってきて、どんどん従来の車載ナビ製品は減っていくことは誰もが予想できます。
中国ではアンドロイドナビが多い
数年程前からヤフオクなどに中華製ナビゲーションの出品が増えました。
これらナビゲーションの多くはナビとしての機能は備えていなく、アプリをダウンロードすることでナビゲーションを使用する。という製品が多いのが特徴。
まさに車版スマホ、といったカタチです。
このシステムを日本向けに正してしっかり運用していこう、というのが今回日産がやろうとしていることです。
この中華製ナビは従来の物と比べると半額かそれ以上に安く、そして1DINタイプの物や大画面の物などバリエーションも豊富です。
今はあまり日の目を浴びていないのですが、これから先注目されていくのは間違いないと思います。アプリをダウンロードすれば可能性は無限です。アイデア次第で色々なことができるようになるでしょう。
日産が最初からそこまで食い込んでいくとは思えませんが、そのうち車でもスマホ・PC並みのことができるようになる。というところがゴール地点なのだと思います。
これら「アンドロイド・ナビ」が多く出回るようになれば、更に従来のナビは立場が危うくなりそうです。
日本は携帯と同じガラパゴス
日本のナビゲーション市場は海外から見てもかなり特殊だそうで、携帯と同じでガラパゴス化しているそうです。
それがようやく世界標準になろうとしているのかもしれません。
ガラパゴスはガラパゴスで居心地がよかったりもするのですが、きっとこういった考えが日本の鎖国化を助長させていたんでしょうね。
ナビは今後どうなっていくのか?目が離せません。
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