現在20巻だったかな?まで出ていますね、アイアムアヒーロー。
つい先日映画化もされて今旬の漫画の1つではないでしょうか。
私がこの漫画を知るきっかけはとある深夜番組で、この作者と著名な漫画家の方、名前は忘れてしまいましたが、
そのお二方が対談形式で漫画を語り合う、そのような番組で知りました。
アイアムアヒーローの作者、花沢氏は1コマ1コマにえらい時間をかけて描くそうで、
そんな漫画だったら見てみよう。ということでブックオフへ翌日足を運びました。
ネタバレしてしまうので詳しく書くことは避けますが、
近頃こういったパニック系の漫画、平和な日常が一転して大変なことになる。
的な漫画が好きでして、好んでよく買います。
1巻目はなんだかダラダラとしててなかなか物語が進みませんでしたが、
巻も終わりに近づいたころ急激に話が進み、どんどん世界観に引き込まれていく感覚でした。
そして先が読みたくて読みたくて仕方なくなり、中古本を買い漁るのですが、
その頃映画公開が近づいてることもあって中古が品薄状態で中々手に入らず、
後半14巻辺りからは新品で揃えました。
「アイアムアヒーロー」のタイトルからして主人公が結構なヒーローっぷりだったりする漫画かと思いきや、
主人公は結構ダメなヤツです。
ヒーローとは真逆の立ち位置にいます。
ごく普通の人間です。
ごく普通の日常に、異変が起きる。そこを描きたい。
みたいなことを作者の方はおっしゃってたので(違うかも)
そこはうまく描けているなあと。
必要ないとこで見開きにしたり、セリフに頼らず登場人物の表情で感情を表そうとしたり、
1コマ1コマをじっくり見ていくと味わい深い漫画になっています。
ちなみに映画では
散々な酷評っぷり
だったそうで、話も尻切れトンボだし意味が分からない。とのことで、
映画は観ません。
最近漫画の実写化が増えていますが、
大体コケる印象しかないのになぜ実写化するんでしょうか?
実写化すれば何かおいしい話でもあるんでしょうかね??
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