カロッツェリア・サイバーナビ、故障から完治まで。故障の原因は?

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サイバーナビ取り外し
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今まで私はカーナビを欠かしたことがない。何故なら極度の道音痴だからだ。以前行った道も3~4回繰り返し通らないと覚えない。今走っている道を反対方向に走行するともうわからなくなってしまう。

覚える気がないからだとか、地図を見ないからだ、とか色々言われるけど、そういった次元の話ではなく、本当に覚えられない。道を覚えられない人は女脳だ、とか言うらしい….。

それはさておき、道を覚えられないのに遠出のドライブが好きな自分にとってはカーナビは必需品。そのナビがある日突然故障して映らなくなってしまった。今までも突然故障したことは何度かある。

今回はなかなか手ごわく、完治するまでに約1か月もかかってしまった。これはその全記録です。

 

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●サイバーナビを選んでいる理由は精度の高さ

・常に実店舗で購入

私はいつもカロッツェリアのサイバーナビを愛用している。今ので3台目だ。いつも大手量販店で新品で購入する。実店舗で購入すると手厚い保証が受けられるからだ。

サイバーナビは地図の精度が1番高い。ナビを使いたいのだから地図精度を求めるのは当然。とは言うものの、私はサイバーナビしか使ったことがないので比べようがない。だけど世間の評価では地図精度ではサイバーナビが最も優れている。と、以前から評価は高い。

ナビを利用したいのだから、地図精度を求めるのは当たり前の話だ。その評判の高さと、今までずっと使っているから、という理由で購入するナビはいつもサイバーナビだ。

●故障の頻度も高いイメージ

しかし、残念なことに故障もよく起こる。1台目はディズプレイが開かなくなり、HDDが故障し交換。(2回故障)2台目もHDDを交換。しかも2回。(2回故障)

1台目は車両を下取りに出したときにそのまま売ってしまったので3年ほど使用し、2台目は約6年は使った。全てHDDが故障している。

そのたびにHDDを交換するので、ナビの設定が工場出荷の初期設定になってしまう。これがとても困る。録音した曲も全て消えてしまうし、せっかく時間をかけて設定したスピーカーも台無し。修理中はメーカーにHDDなり本体なりを送らなければならないので、その間は当然ナビ無し生活。

修理金額も安いとは言えないので、経済的にも痛手を被る。しかしいつも実店舗で購入しているので保証内で大体なんとか収まる。

 

●ついに襲ってきた故障

・走行中突然電源が落ち、画面はブラックアウト

今回使っている3台目のサイバーナビ、AVIC-ZH0009(AB)は14年の末に購入して取り付けてから1年半以上経過している。こいつが走行中、突然画面がフッと消えた。

なんだ?と思うと同時に、ああ故障か….。と思った。いつも頭の片隅に故障。の2文字があったので、それほど驚きはしなかった。まだ2年も経ってないのに今回は早かったなあ。という位。そう思ってしまう位故障する製品ってどうなのか?と、言う話にもなるけど。

信号待ちで何度かエンジンのON/OFFを繰り返すが、一向にナビは起動しない。たまにパっと一瞬スタート画面が立ち上がるがすぐに消える。耳をすますと何やらナビの奥の方でチュインチュイン、カリカリ鳴っている。必死に立ち上がろうとしているのか。

このままほっておいても改善する見込みがないので、購入したスーパーオートバックスへ向かう。症状を伝えるとやはり故障の可能性が高いと説明を受ける。

このとき何故か普通にナビは立ち上がっていて通常通りに使用できたけど、ナビ側にある電圧確認画面で電圧を見ると10.5vしかないことがわかった。これは低すぎる、ナビが起動しているギリギリのライン。とメーカー、カロッツェリアの説明員の方に言われた。

この電圧が低すぎることでナビの動作に支障をきたして、正常に動作しないらしい。ナビを取り外してメーカーに送り、点検・修理になる。期間は2~3週間程かかる。そんなに長い間かかるのか….と思いながらもわかりましたと、ナビを取り外してもらって、しばらくナビ無し生活になった。

 

サイバーナビ取り外し

 

雨続きで週末に出かける予定がなかったのがまだ良かった。そしてナビを預けて約2週間、修理が完了しました。との報告を受けた。やっと直ったか~と、生き返ったサイバーナビとの対面を楽しみに、店舗へと向かった。

 

●修理品を受け取るも症状再発

店舗に到着すると前回対応してくれたカロの方から説明を受ける。やはりHDDの不具合だったようで、HDDは交換されたようだ。

メーカー修理書

 

やっぱりか….また曲を入れなおさないと…。だけど保証修理内だったので全て無償修理。文句は言えない。ナビ取り付け、取り外しにかかる工賃ももちろん無料だ。

待ちかねたサイバーナビを取り付けてもらって、帰宅した。翌朝、早速CDを録音しようと何十枚も抱えて車内に持ち込み、録音しようとしたその時….またナビの電源が落ちた。

一瞬何が何だかよくわからなかった。

修理前とまったく症状が同じだ。電源が入る、落ちるを繰り返している。急いで店舗に電話を入れ、不具合が直っていないことを伝える。

「わかりました、すぐに対応させていただきますので車両をお持ち込みください」

とのことで、急いで向かった。

 

●電圧が急激に下がる

店舗に到着し、カロの説明員の方にすぐに車両を見てもらって症状を伝える。「申し訳ありません、すぐに点検させていただきますので少しお待ちください」オートバックスの店員でもないのに、とても丁寧に対応してくれた。

1時間程店内をウロウロしていた。何が悪かったのか?と自分でも色々と考えていた矢先、点検が終了したとの連絡が入った。まず車両側のチェックを行って電圧、バッテリーを確認したところ問題はなかった。そしてナビに電源を供給している配線、ラインの電圧を確認したところ、ここで急激に電圧が下がっている、と指摘。

私の車は純正のアンプから「PAC」というアダプターのような物を介してナビに接続している。こうしないと社外のナビを取り付けようと思ったとき、スピーカーの配線やらを新規に車両に埋設しなければならず、非常にコストがかかる為だ。そうした方がスピーカーの音は良くなるんだけど。

そうした手間を取らせず、純正の配線達をうまく利用した上で社外ナビを設置しようとすると、こういったアダプターの類はとても助かる。

要約すると、純正アンプ→アダプター(PAC)→サイバーナビ

こういった形で配線が通っていることになる。

このアダプターを経由すると何故か電圧が下がってしまうようで、ナビ側に十分な電圧がかからずに落ちてしまうようだ。

●電圧降下対策としてバイパス線を設ける

対策としてアダプターを通らない電源ラインを増設して、バイパスさせる方法をとるので、これで様子を見て下さい。今作業しているのでもうちょっと持っててください。と言われ、しばし店内で待つ。

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本当に直るんだろうか??実はナビがしっかり直っていないのでは??そんなことを考えているとカロの方がやってきて、作業終了の報告。車に向かうと3~4人の整備の方達で自分の車を取り囲んでいた。

 

●原因不明で途方に暮れる

「今症状が再発しました」にわかには信じられない言葉を聞いた。バックで車を出すときに電源が落ちたらしい。整備の方も頭を抱えている様子。これは近年稀に見る苦戦を体験してるなあ。と、自分でもそう感じた。

「これは電源をバッテリー直で取るしかありません。このまま電源がON/OFFする状態が続くのはHDDにも負担がかかってよくないので、早急な対策が必要です。」とカロの方に言われ、即座にお願いした。

昼の13時ころに店舗に来て、今はもう16時超え。正直時間があまりなかったけど、なんとか早めに作業を終わらせます!とその勢いに押されてお願いした。確かにHDDのON/OFF繰り返しは良くないので。

18時を超えた頃、大変お待たせしました。作業が終わりました。と連絡。本当に結構待ってしまった。

 

●プラス線をバッテリーに繋げてもらう

ナビのプラス配線をバッテリーに繋いであるのでこれで電源は落ちないと思います。電圧も安定しているし、おそらく大丈夫でしょう!ナビでその画面も確認。これでこの修理騒動もようやく決着か。

 

サイバーナビ電圧

 

車両電圧

 

バッ直配線

 

写真の黄色い配線がナビからの電源ラインだ。黒い箱はシート下のヒューズボックス。メーターに表示されている電圧の数値は、リアルタイムでバッテリーの電圧を測っているようだ。そして帰りの道中….また電源が落ちました。

もうなんなんだ?まだナビが壊れているんじゃないのか???自分にはどうすることもできません。サイバーナビの故障の情報って意外と落ちていなくて、事例が少ないんです。それでも調べていくと、今回のこの件に関してはナビの瞬断で検索すると似たような事例が出てきました。

原因が多岐に渡り過ぎてて自分の場合どこが怪しいのか?検討がつきませんでしたが。

●本当の故障原因は車体アースの不良にあった

・アースもバッテリーに繋げてもらう

また電源が落ちたことを店舗に報告。電話越しのカロの説明員のトーンも低い。「整備の者と相談して再度やれることがないか、お店に来られる前に確認しておきます!」

本当に大丈夫なのか….?もうナビを別の新しいのに交換してくれないものか….。正直いって再三の不具合発生にげんなりしていた。時間もかかるし、これ以上貴重な休日を費やしたくはない。

だけど、担当のカロの方が非常にいい対応をしてくださっているのが恐れ入る。そこだけが救いだった。そしてまたお店へ向かう。もう常連中の常連の気分。お店は忙しかったようで、「すぐに車を確認しますのでお待ちください」と、少し立ち話をする余裕もなかった。

待つこと1時間。カロ説明員の方がやってきて、原因がわかりました!と。原因はアースの不良。

「今取りついているサイバーナビのコネクタと互換性のある楽ナビがあるらしく、その楽ナビと繋げても電圧降下が確認できる。そうなるとナビの問題ではなく、車側に問題がある。今取っているアースポイントを廃止して、アースも直接バッテリーに持っていきます。そうするとこれ以上ない理想の電源の形になるので、電圧降下はありえません。」

その作業が終わり、ナビ画面で電圧チェック。

 

サイバーナビ電圧2

 

車両電圧2

 

ナビ側の電圧数値が見たこともないような数値にまで改善されている。加えてメーターの電圧表示計との開きがなくなっている。さっきまではメーターからマイナス1vはあったのに。長い長い闘いがついに終結した。

今までは車体アースだったのに、何故ナビの修理後はバッテリー直付けアースでなければ動作しないのか?この問いかけには、憶測の域を出ませんが….と前置きした後に、車の年数劣化具合で車体アースだとうまくいかない状況に陥ることも可能性としてはあります。と。

確かにこのDTSはもうすぐ10年選手だ。その可能性もなくはないか。

ともあれ、ナビが無事にまた使えるようになってホッとした。

 

●嬉しい誤算。オーディオの音が良くなった

・サービスの真骨頂は「人」

これ以降、症状は改善し、今では問題なく走行できている。それに嬉しい誤算としてバッ直配線にしたおかげで音が良くなった。全ての音がクリアで明快さが増した。この作業が無料だったのだから、悪いことばかりでもなかった。

今回お世話になったスーパーオートバックスは昔からお世話になっているところで、毎回とても良い対応をしてもらっている。そのSABも10月に閉店になってしまうとのことで、とても寂しいし残念。惜しいお店をなくしてしまう。

やはりサービス業の真骨頂は「人」であると思う。カロの方には何度も本当にお世話になった。中古車選びの項でも書いたけど、良い人に巡り合うことができれば、良質なサービスが受けられる。それを身をもって体感した。

 

●まとめ

ネットで調べると、前述したように今回の自分のようなナビの不具合はちらほら見かける。そして解決策も見ると、案外ナビではなく車両側にあったりする。例えばギボシの圧着不良だとか、バッテリーのターミナルが緩んでいた、とか。経年劣化している車なら、自分のケースのようにアースも疑ってみた方がいい。

電装部品が壊れると多くの時間を費やしてしまうことが多い。電気の流れは目に見えないもの。どこが悪いのかわかりにくい。高度な知識を豊富な経験も必要になってくる。電気を正常に流す、ということがいかに大事なことか、改めて思い知らされた今回の一件でした。

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