スパロボVクリア感想と個人的オススメ機体※ネタバレ有

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ゲーム

OGもいいけどやはりスパロボと言えば版権モノ。ということで今回の「スーパーロボット大戦V」にはかなり期待していた。

原作を知らないけど、ロボモノではない「宇宙戦艦ヤマト」がどのように絡んでくるのか?とても楽しみだった。今回は自分なりのスパロボVの感想を記載していきます。

 

 

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良かったところ

序盤の盛り上がり

ゲームスタート早々から早くもヤマトのストーリーを主軸にゲームは進んでいく。荒廃した地球を救うために遠く離れたイスカンダルへ旅立つ。

この流れが原作を知らない自分にとって、かなりワクワク感のあるストーリーだった。この先どうなってしまうんだろう?他作品とはどんな感じに絡んでくるのか?と想像しながらのプレイは楽しめた。

ゲームの時間軸は宇宙世紀ガンダム関連のキャラクターは既に過去の人となっており、ガンダム好きな私にとってこの辺りの作品の出演の仕方はどうするのだろう?と考えながらプレイしていた。

序盤早くに楽しみにしていたキンケドゥ(シーブック)が登場してきたこともポイントが高い。登場作品はクロスボーンガンダム扱いなので、F91は量産型が登場するのみで質量のある残像を見ることは叶わなかったけど。

 

ヤマトの戦闘グラフィック

ゲーム開始してからまもなく、いきなりヤマトの主砲を見せられる。このグラフィックがハッキリいって凄い。戦闘シーンに評価の高いOGシリーズ並の迫力と出来栄え。カットインを多用し、スタッフが力を入れてヤマトのグラフィックを作ったであろうことが容易に想像できる。あれはCGも併用して作られているんでしょうか?

他作品と比べても明らかにヤマトは力の入れようが違う。それは敵戦艦も同じで、ヤマトと敵戦艦を戦闘させるともはやスパロボではなく、「何かしらのヤマトのゲーム」と思わされる程凝ったグラフィックと演出だ。

ヤマトの威厳と雰囲気がとてもよく表現されていて好感がもてた。

 

BGM

今回は限定版を購入すると戦闘時のBGMが歌入りのBGMとなっていて、これが思いのほか熱くさせる。歌が入っていれば….と昔何度も思った。やはり版権等の絡みで難しいのかな、と思っていたけど、それが今回初めて実現した形だ。

これはもっと早くに採用するべきだった。ゲーム中、キャラクターへの思い入れがとても深くなる。ただ歌入りにしただけなのに、こうも雰囲気が変わるとは思っていなかった。

 

悪かったところ

序盤はいいものの、やはり並行世界頼り

ゲーム開始序盤のストーリーは良かった。しかし進めていくにつれてこれまでと似たようなスパロボのストーリーの流れが展開され、結局は「並行世界」に行きつく。これは本当に残念でならなかった。

色々な世界観がクロスオーバーするスパロボのストーリー作りに、並行世界設定はスタッフ側からすればとても便利な設定に違いない。今回は3つの地球の並行世界が舞台。

だけどユーザーはもうこの流れに飽きてきているんじゃないか?と思う。

楽しみにしていた宇宙世紀ガンダムの登場も、別の世界から飛ばされて~、で済まされてしまった。難しいのだろうけど、もう並行世界の設定は個人的にはやめてもらいたい。

 

使いまわし戦闘グラも多い

最初に目にする戦闘シーンがヤマトなだけに、のちに登場するユニットの戦闘グラフィック過去作流用が酷く感じられた。

昨今のガンダムではダブルオーが好きで、PSP時代は全キャラ主力で使用していたもの。だけど今回、ダブルオー勢達の戦闘グラフィックはほぼ過去の物の流用で、何も新鮮味が感じられなかった。(刹那以外、使いにくさも変わらず)

ニューやZ、ユニコーンガンダムもほとんどが使いまわし。一部新規の部分もあったりはするのだが….。

MS勢に限らず、全体の大体半分程の割合で使いまわされている印象を受けた。戦闘グラフィックは作成に最も時間のかかるところだと聞いている。製作者側からすれば致し方ないところもあるのだろう。とはいえ、やはりユーザー側からすれば新しい戦闘シーンが見たいもの。

 

玄人ユーザーにはやや物足りない?

近年のスパロボは以前と比べて難易度が激的に低下していて、多くのユーザーがプレイしやすい環境作りを目指していると思われる。

昔の、SFC版第3次等の難易度を知っている古参のユーザーには少し物足りない物足りない難易度であるかもしれない。ただこれは一概に悪かったところとは言えず、新規参入の受け皿としては機能しているし、集中や鉄壁をかけて敵陣に放り込み、無双感を味わうのには少々ぬるい難易度の方が楽しめる。

 

個人的オススメ機体

ヤマト

今作は戦艦が強いと感じる。サイズ補正のダメージ補正が大きく、2Lクラスの戦艦は攻撃力4,000そこそこでも結構なダメージを叩きだす。

中でも今作の目玉であるヤマトは全機体中トップクラスに強い。元々の攻撃力が高い武装が軒並み揃っている上、射程も長い。サイズは2Lでとんでもない火力を出せる。沖田艦長が魂を覚えるのも大きい。

EN回復(中)を備えてバリア持ち。そして4人乗りで鉄壁も完備。スーパーロボット的な運用も可能と至れり尽くせり。

強化パーツで更に機体ポテンシャルを上げれば鬼に金棒状態。

 

ダブルオークアンタ

MS勢の中でも高威力の武器を備え、最高射程も長い。ダメージ1,500軽減のバリアとシールドを持ち、更には分身も完備して滅多に落ちることがない。勿論運動性も高い。

そして今作ではティエリアをクアンタのサブパイロットに加えることができ、集中と鉄壁を同時に使って放り込めばあっという間にザコ敵は殲滅できる。

各ガンダム作品の主力MSの中でも頭1つ抜き出た存在。

 

マジンガーゼロ

今作のスーパーロボットの中で最も強いスーパーロボットはどれか?と言われたら、みんな真っ先に口を揃えてマジンガーゼロを上げるはず。それほど強い。

高いHPと装甲は正にスーパーロボット。ゲーム中でもトップクラスの攻撃力。戦闘グラフィックも圧巻。光子力のパワーでゲーム終盤は大活躍できる。

ただ、使用するにはマジンガーの気力を150まで上げなければならないのと、燃費が悪いのがネックにはなってくる。

 

もうちょっとなものの、面白い機体

ハンブラビ

この機体の仕様意義は「海ヘビ」にある。この武器は貴重な「気力低下」付きの武器で、カスタムボーナスで更に+300攻撃力が上がる。海ヘビは格闘武器なので、格闘武器の射程+1のエースボーナスを獲得したキンケドゥを載せると面白い。

更にキンケドゥに再攻撃を付け、強化パーツで射程と攻撃力の底上げをすれば敵の気力を下げつつザコ敵の殲滅に役立ってくれる。フェダーインライフルの射程がそこそこ長いのもありがたい。

 

α・アジール

2Lというサイズ補正が大きい。数値以上の攻撃力を出せる。

HPと装甲も高く、少し被弾した位ではまず落ちない。しっかり改造すれば全体的な攻撃力は悪くないのでザコ敵の掃討や、HP削り役として活躍できる。ファンネルの射程が長いのも強み。

しかし決定打にかける印象もあり、ボス戦にはちょっと心細いかも。

 

その他、私流スパロボの楽しみ方

援護攻撃・防御を付けて専用ボイスを聞く

デスティニーやストライクフリーダム、ジャスティス、クアンタ、サバーニャはダメージ軽減のバリア持ちでシールドも兼ね備えているので、MSと言えど被弾時はそこそこ硬い印象がある。

これらの機体に援護防御をつけると意外と活躍する。特にクアンタ、デスティニーは援護防御を発動しても分身してノーダメージなこともあり、盾役としても優秀。

それに援護防御時の専用ボイスが聞けるので、そういった楽しみ方をするのが自分の中で流行っている。特定のキャラ同士の組み合わせではまた違ったセリフが聞けることもあるので、セリフ探しをするのも面白い。

 

是非とも限定版でのプレイを推奨したい

全体的には良くできたスパロボで、ここ数年のスパロボの中では1番気に入っている。Vは次回作を作らず、単体で終了するスパロボと明言しているのが惜しまれる。

BGMが歌入りになるだけでかなり楽しいので、往年のスパロボファンの方であれば、通常版を売り払って限定版を購入してもいいとも思える位価値がある。

通常版→歌入り限定版への引継ぎは問題なく行えるので、ソフトさえあれば誰でも気兼ねなくプレイすることができる。

私もこのうちの1人で当初は通常版でプレイしていたのだけど、歌入りのあまりの評判の良さを知ってから後で中古で限定版を入手し、2週目は限定版でプレイしている最中だ。

今後のスパロボも歌入りを希望したい。

 

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