トランクをレアルシルトでデッドニング(制振)してみました

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自動車関連

時間があったのでトランクをレアルシルトでデッドニングしました。

元々2枚レアルシルトが余っていて何かに使えないものかと模索していて。

ヒマだったのでXTSのトランクをはぐってみたら、中々貼りがいのありそうな感じでしたのでムダになるよりかは貼ってしまえ、ということで。

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トランクルームのデッドニング

トランクの内装を剥がす

バンパー側のカウル?を外す
車載物を取り出して内装をめくればOK
穴が開いていました
ずっと探していましたがこんなとこに

キャデラックXTSのロードノイズを少しでも改善させるべくこの作業に乗り出したのですが、本当はタイヤハウスの制振を行いたかったのです。

以前行ったDTSの室内側リアタイヤハウスへのデッドニング施行はかなり効果があり、突き上げ感の緩和、ロードノイズ減少、排気音が静かになる、と様々な効果がありました。

そこでXTSにも同様の施行を、と思ったのですがいざトランクの内張りを外してみると、室内側タイヤハウスにはしっかり制振、吸音のための手段が講じられていました。

材質はわかりませんが硬い樹脂製のコーキング?のようなもので、画像トランク内にあるようなビード形状で1部を覆ってあり、その上から吸音材が敷かれていました。

DTSのときはスカスカでレアルシルト貼りたい放題だったのですが、DTSと比べるとかなり進化しているようです。きっちり車両設計されているのがわかります。さすが最新世代に近いシャーシなだけあります。

レアルシルトを貼るスペースがなかったわけではありませんが、既にここまで対策されているところに対してレアルシルトを少し追加したとしてもあまり効果を望めそうにもなかったので、急遽トランクルームへのデッドニングへと切り替えたわけです。

このXTSにはスペアタイヤがないので、トランクルームを丸裸にするのはとても簡単でした。

全て剥がしたときトランクルームフロアの鉄板の1部に小さな穴が開いているのを見つけました。

なんでこんな穴が開いているのか…もしこの穴が最初から開いていたとしたら…

こんなことは国産車ではありえないことです。後から開けたような感じには見えません。

これは日本ではまず車両組付けの段階でNGになります。その前に単品部品の段階ではじかれる可能性が高いです。

私は仕事で車両製造に携わっていますが、特に意匠面、人の目に触れる部分というのはことさら厳しい目でチェックされます。

たまたま検査を逃れてラインを通ってしまったのか?わかりませんが、外車(アメ車)の車両品質の一端を垣間見た気がします。

それと、ずっと探していたRPOコードを見つけました。

詳細はこちらの方が詳しく解説されています。

RPO CODE
みんカラ(みんなのカーライフ)とは、あなたと同じ車・自動車に乗っている仲間が集まる、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。

簡単に言うとVINコードよりももっと詳しい車両情報が詰まったコードです。

その車の装備などが網羅されています。

特にRPOコードを使って何かするわけではないのですが、ヒマなときに自分の愛車のRPOコードを叩いて調べてみると面白いですよ。こんな情報まで記載するんだなと。

トランクルームのデッドニング

レアルシルト2枚分

話を戻しまして、レアルシルトをトランクルームに貼り付けていきます。

貼り方や場所は適当です。小さな穴は塞ぎました。

まず驚いたのがトランクルームフロアの剛性の無さ。叩くとボヨンボヨンで、こんなのでいいの?と目を疑いました。全く堅牢な感じはありませんでした。

居住性を持たせず、トランクの用途は荷室なのでそれでもいいのかもしれませんが。

レアルシルト2枚分で画像のような範囲しか貼れませんでした。

この量でも十分かなと思うのですが、それでもボヨンボヨンな感じは改善されず。ビッシリ敷き詰める程に施行しないと厳しそうです。少しは剛性感出ましたけど。

個人的な見解ですが、セダンのトランクルームにデッドニングしてもあまり効果は得られないものと考えます。

もともとセダンはキャビンと荷室が分かれているので、いくら荷室を静かにしても意味がないような気がしています。

意味がないとまではいかないのまでも、トランクルームのデッドニングをした、という労力から得られる効果はそれに見合ったものではない、と思っています。

ではなぜ今回トランクにレアルシルトを貼ったのか?

1つは先に述べたように本当はリアタイヤハウスに施行したかったけどできなかった、もう1つは単純に興味からです。

今までトランクはデッドニングしたことなかったので。

もしかしたら結構な効果があるのでは?という期待。実際ボヨンボヨンだったし。

トランクのデッドニングの効果は?

施行後、実際に走ってみました。

ロードノイズは少しも軽減されていませんでした。

ですが、排気音が少し小さく聞こえるようになりました。

トランクの剛性を高めたことでマフラーからの振動が伝わりにくくなったのでしょうか?

DTSのようなV8サウンドならまだしも、XTSのエキゾースト音はただうなってるだけであまり気持ちのいい音ではないので消音方向でも問題ありません。

全体的な感想としては、まあこんなもんかな。といったとこ。

今度はフェンダー内に施行してみたいと思います。時間があれば。

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