あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
今年は仕事の休みが長く、すっかり体がなまっていたところに仕事始めからの激務についていけず、はやくも体が悲鳴をあげています。
今年は体には気を付けて、健康と安全第一に考えて仕事に励むつもりです。
今年初めてのブログ更新内容はブレーキ鳴きについて、です。
車のブレーキ鳴き
輸入車に多い
国産車ではなかなか聞かないブレーキ鳴き。一体どういうことかというと、読んで字の如く、ブレーキをかけているときにキーキーと鳴く症状のことです。
ママチャリなんかで後ろのブレーキがやたらとキーキー鳴いている自転車をたまに見かけることがあると思いますが、あれと同じようなことです。
ブレーキ鳴きは今までの経験から言いますと輸入車に多いイメージです。
今のDTSは鳴きませんが以前乗っていたリンカーン・タウンカーはリアが盛大に鳴いていました。
車内にいるとあまり気になりませんが窓を開けて走行し、実際に鳴き具合を耳にすると凄くうるさいのでちょっと恥ずかしいんです。特に閑静な住宅街ではブレーキ鳴きがよく響きます。
輸入車以外のケースだと、パッドを純正の物から変えて効きの良い社外の物に替えた、というケースでブレーキ鳴きを誘発するケース。
実際に装着してみなければ鳴くかどうかはわかりませんので純正以外のパッドにしたい。というとき、どのパッドにするか頭を悩ませます。
ブレーキ鳴きの原因は?
原因は様々考えられるのですが特定するのが難しく、完治には時間がかかるケースも多いやっかいな症状です。
そもそも鳴きが発生するメカニズムは「振動」からきていると言われています。
ローターとブレーキパッドが触れて初めて鳴きの症状が発現するわけですが、このローターとブレーキパッドが摩擦でこすれ合っている最中、非常に微細な振動が発生してその振動がブレーキパッド、キャリパーなどの周辺足回りを構成している部品を伝わり共振して鳴きを発生する。
という一連の現象がブレーキ鳴きの原因だそうです。
対処方法
一般的によく知られているのは鳴き止めの為のグリスをパッドに塗布する。という方法。なんとなく理由もわからず慣習でグリスを塗っている、という店舗や業者の方もいるかもしれません。それ程一般的です。
グリスを塗布することで振動の周波数を変えて鳴きを抑えよう、ということみたいですね。
この他にもパッドに鳴き止めに特化したシムを貼り付ける、という方法もあります。
純正で元々装着されていたシムを剥がして社外の鳴き止めに特化した製品を装着。社外品の物は純正のものよりも材質が違っていたり、少々厚みがついていたりして、そうすることで振動を抑えようと意図している製品があるように見受けられます。
原因はキャリパー側にも?
驚くべきことにブレーキ鳴きの原因はキャリパーピストンにもあるらしいのです。
こちらに詳しく鳴きに関するメカニズムが記載されています。
ゴム製品であるキャリパーピストンリングが劣化すると、ブレーキ鳴きを助長させる。ということです。
シールの弾力がなくなってくるとパッドとローターの離れが悪くなり、引きずりを発生させます。 また、それだけでなく、振動吸収性も悪くなり、パッド振動をキャリパー本体に伝えやすくなり、鳴きを助長させます。
このように記述されており、パッドを変えてもローターを研磨しても鳴きが収まらない方は一考する価値はありそうです。
パッドを変えたらブレーキ鳴きが発生した、だから原因はパッドにあるに違いない。と思う人は多いはず。
よくあるこのようなケースの場合、実は原因は多岐に渡り、パッドが悪い。と決めつけるのは早計なように思います。
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