先日通勤車のソニカのフォグランプに使っていたLEDフォグランプがチカチカ点灯しだして、そろそろ切れるのかな?
と思い、代わりに初めてイエローのバルブを入れてみたのですがこれが効果抜群。
見た目に抵抗がなければフォグはイエローの方が夜間や雨、霧時の悪天候にはいいのかも?
イエローバルブについて
悪天候時に威力を発揮
これまで存在は知りつつも何となく古そうな見た目。というひどく個人的なイメージからイエローバルブは使用してきませんでした。
しかし実際に使ってみるとフォグランプが黄色くなっただけで雨の日がとても見やすくなり、とても有効な色味であることがわかりました。
話には聞いていましたが本当に見やすいですね。
元々フォグ、という意味は霧、という意味なのでこれが本来の使い方なのでしょう。
黄色というのは通常のハロゲンバルブやHID、LEDバルブの白さより波長が長く、光が遠くまで届きやすい為に悪天候時には有効である、という理由があるそうです。
黄色でもフォグであれば車検はOK
「黄色いバルブは車検NG」と思っている方は結構多いのではないでしょうか?
私もその1人でしたが、イエローバルブはフォグに使用する分には車検は問題なく通ります。
黄色フォグランプは車検に通らない、という誤解。「淡黄色」とは何か?
使用がNGなのはヘッドライトで調べたところ、平成17年12月31日以前の車は「黄色」もOKでしたが、平成18年1月1日以降の車では、「白色」しか認められていません。
ということは古い車であれば、車検法規上ではイエローバルブでも車検はOKということになりますね。
安全面でも有効
イエローバルブは通常のバルブより視認性に優れている為に、悪天候時に対向車などが気づきやすく事故を未然に回避できる確率が高まり、安全面でも優れた効果が期待できます。
見た目にはちょっと暗いかな?と感じてしまいますが、現在ではHIDやLEDでもイエローバルブが数多く販売されていますので、気になる人はハロゲンよりもそれらをチョイスするといいでしょう。
たまにスモール+フォグランプだけで走行している車を見かけます。
その状態での走行は車検法規上では「無灯火」と見なされますので厳密には違法です。フォグランプは前照灯とは認識されません。それで捕まったりはしないでしょうけど。
おそらくスモールとフォグの色味のマッチング具合をアピールしたいという狙いがあるのでしょうが、しっかりとヘッドライトも点灯させて走行してもらいたいもの。事故を起こしてからでは何もかも遅いのです。
北国の方々にとっては黄色いバルブ、というのは当たり前のように使用されてきているのでしょうけど、こんな便利なアイテムがあるのに今まで使っていなかった自分がちょっと悔やまれます。
冬の時期に雪が積もる地域では雪の中走行させると雪がランプに付着し、そのまま雪でランプが包まれてしまって全く見えなくなってしまう。ということもあるそうですが、ハロゲンのイエローバルブを使えば熱で雪が解け、安全に走行が可能となるようです。
昨今の異常気象で首都圏や雪の降らない地域でも天候の急変でいきなり大雨が降ったり、ドカっと雪が降ったり、白色HIDやLEDで完全武装した車でも太刀打ちできない状況があります。
ファッション性を求めて白さの追求、全てを同じ色で統一させる。というカスタムもいいのですが私は今後、通勤車両のフォグには黄色いバルブを装着、が常識になりそうです。
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