私達車好きにとって、車というモノは単なる移動手段ではなく趣味の1つであり、車がなければ生きていく意味がない、と言う人もいる程、車に生きがいを見出している方も多いかと思います。
独身であれば自由に好きなだけ自分の車をいじることができるけど、家庭を持っている人は決められたお小遣いの範囲内でやりくりしたり、妻の許可を得ながらパーツを変えたり買い替えたり….と、色々と制限がかかり車を趣味として楽しむ為にはある程度の妥協点も必要になってきます。
我々としては好きなだけカスタマイズしたいところではありますが、家計をやりくりする上で家庭の事情を考えければならないのは当然のこと。カスタムする前に「奥様」の許しを得るのは必須。
今回は女性の目線で、趣味を車にしている旦那のことをどう思っているのか?調べてみました。
車の趣味は許せるか?許せないか?
許せる派の意見
・趣味は家庭を円滑にする為には必要
・唯一の趣味が車(バイク)だから許している
・お小遣いの範囲内だからOK
許せない派の意見
・趣味の限度を超えている
・改造にお金をかけすぎている
・休日は車(バイク)イジりばかり
今回私が調べた中で思ったことは意外とNG派は少ないのかな?といった印象でした。
ですが夫の車・バイクの趣味は大歓迎、といったことではなく、仕方なく許しているといった意見や、お小遣いの範囲内ならば、といった意見が多かったように思います。
今でこそ家庭内のサイフ事情は夫婦別にしているところも多く見受けられるようになってきましたが、奥さんが家計を握っている。といった家庭の方が日本は多いのが実情。
そうした中で夫のお金のかかる趣味というのは妻にとってみれば経済的にはマイナス要因でしかなく、サイフのヒモを締めてかかりたいのに中々現状はそうはいかない….。といった具合にストレスを多く抱えている奥様方も多いようです。
理解できない夫の趣味ランキング
3位に車・バイクがランクイン
こちらでは1位にアイドルのおっかけ、2位にアニメのフィギュア収集、そして3位に車・バイクに異常にこだわる、としてTOP3に入っています。
見ている私としても目をそむけたくなるようなランキングですが、多くの女性の方は車・バイクの趣味に肯定的ではないことがわかります。
もう忘れてしまいましたが、最近テレビで似たようなランキングを公表して、その中では車・バイクの趣味が許せないとした意見は10位中7~8位程度だったような覚えがあります。
このサイトのランキングは2014年と少々データが古いのですが、いつの世も男の趣味は女性には中々理解し難いものなのかもしれません。
上限を設定して節度をもって楽しむことが大前提
私の友人や知り合いにも多数いるのですが、自分の収入や家計を無視して車の改造を施し、多くのローンを組んでしまって生活がひっ迫している人もいます。
家庭も持つ持たないに関わらず、高額なカスタムをしてポンと簡単にローンを組んで施行したりするようなことは控えて、ある程度の節度を持って車・バイクを楽しみたいもの。お金は湯水のように沸いて出てくるようなものではありません。
家庭を持っている方はより慎重に、車・バイクのカスタムについて考えなければいけません。
気持ちは痛い程わかります。私も同じです。やりたいカスタムがあるのにできないし、欲しい車があるのに購入するのはあと何年先の話になるのかわかりません。ですが車やバイクの購入・改造は家庭をないがしろにしてまで行うことなのでしょうか?
答えは当然NOです。まず第一に優先するべきことは車やバイクのことではなく、自分の家族のことです。妻や子供を不幸にしてまで趣味に没頭するようであれば、それはもう病気です。何事もそうだとは思いますが、やりすぎは良くないですね。
私もこのようなことを言いながら、なんとか妻に許しを得てキャデラックなんて身分不相応な車を所有できていますが、この先はどうなるかわかりません。妻にしてみればお金のかかる外車なんてものは真っ先に排除したくなるカテゴリでしょうから。
所有できているのは我が家にもルールがあって、自分のお小遣い、あくまでも「趣味」の範囲で車に乗る。ということです。
今のところキャデラックは自分のポケットマネーから出して維持しています。車検や5月の税金の為に毎月コツコツ貯めています。1万でも1年貯めれば12万円になりますからね。これがちょっとでも家計費に引っかかってきたりすれば売却の可能性も出てきます。去年の車検は色々と変えたのでちょっと厳しかったですね….。
まとめると、妻からの不満も極力なくして家庭内も円満に、且つ車も持ちたい。ということになると車・バイク維持に上限を設けて、節度を持って楽しんでいく。ということがポイントになっていくのではないかと。
この設定した上限を外れて妻からの不満が表面化してきたとき、それが車・バイク趣味の終焉を迎える。そんな気がします。
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