FORD リンカーン・タウンカー 極上の乗り心地はアメ車の王道。

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アメ車体験談

長かったお盆休みも終わりです。いつも思いますが、終わってみればあっという間ですよね。私は来週から仕事が始まります。すっかり休みボケて仕事の仕方を忘れていることでしょう。

今回はアメ車に乗るきっかけになったリンカーン・タウンカーを紹介します。

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・アメリカを代表するフルサイズセダン

・国産車から乗り換えて初の外車デビュー

当時の私は色んな車に乗りたい盛りで、車を車検や修理に預ける口実に、様々な代車を借りては走っていました。友人と短期間だけ車両交換したこともあります。そのとき乗っていたのはホンダのレジェンド。KA9型です。

4年も経たずに飽きてきてしまい、何かいい車はないものか?とネットで物色していたところ、リンカーン・タウンカーと出会いました。

 

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フォード正規ディーラー車両ですが、後程このようにUSヘッドライトに替えました。

初めて実車を見たときはその大きさに衝撃を受けたのを鮮明に覚えています。全長5500mmもありますからね。そのうえロングホイール仕様まで用意されています。幅も約2メートルあります。

日本では完全にキャデラックに押されて、肝心の本国でのセールスも不振なリンカーン。かつては大統領専用車の座を競い合ったと言いますが、もはや見る影もありません。リーマンショック以降アメリカでも車のダウンサイジングが進み、このタウンカーも2011年、長きにわたる生産を終えました。

大きなセダンで、そしてあまり人と被らない車。その点ではこのタウンカーはうってつけでした。

当時乗り換えで悩んでいた車はプレジデント、50シーマ。会社帰りにフォードに2~3回立ち寄って試乗を繰り返し、営業の方に何度もお話を聞いて、悩みに悩んで決めたタウンカーでした。

初めての外車だったのでやっぱり外車=故障のイメージが払拭できず、決めかねていたのです。そのときの営業の方には大変感謝しております。おかげさまで楽しいアメ車ライフを送らせていただいております。

購入するときは無理を言ってディーラー特別保証をつけてもらい、その保証期間内にあれこれ取り替えてもらって、私はかなり得をしましたが、お店にとっては迷惑なお客だったことでしょう。

もう店舗はありませんが、今でもその元フォードディーラーの方とは繋がりがあるので、キャデラックDTSの面倒を見ていただいたり、車談義に花を咲かせています。

 

・走行性能は悪い

このリンカーン・タウンカーですが、その大きな見た目から想像つくように、走行性能はあまり褒められたものではなく、私の所有していた02’年式で220馬力しかありません。トルクはあるのですが、ここぞというときに加速ができないので高速の合流でストレスを感じることが多くありました。

坂道も中々昇りません。登坂車線使おうかと何度思ったか。4,600もあるのに220馬力しかない。そして4AT。

買う前から懸念していましたがやっぱり遅いです。

そしてカーブではそのまま転がっていくんじゃないか?と思うほどにロールします。首都高を何度も走りましたが、この車でスピード出してカーブは曲がれません。全体的に一世代前の車、といった感じでしたね。

乗り換え前の13年式レジェンドの方が現代の車・最新の車に近く、慣れないうちはタウンカーのローテクっぽさに少々困惑していました。

 

・乗り心地はまさに最上級

・室内は良い意味で異質な空間

走行性能は褒められたものではなかったですが、乗り心地は最高の一言。アメ車独特のボワンボワンな足回りで段差の突き上げなど軽くいなします。シートもフカフカで、今の車では味わえない乗り味を提供してくれることは間違いありません。車幅が2mありますから室内幅も圧倒的広さ。ここはアメ車にしかできないですね。

腕を伸ばせば大体助手席のドアまで手が届きそうになりますけど、この車は身を乗り出さないと届きません。14系辺りの頃のクラウンと乗り味は似ているんじゃないでしょうか。

タウンカーの見た目とこの乗り心地のおかげか、同乗者の評判はとても高いものでした。乗り心地がいい、いい気分になれる。などなど、ネガティブな発言はなかったですね。

 

・セダンなのに6人乗り

ベンチコラムなので最大乗車数はなんと6人。セダンですよ?前3人・後ろ3人座れます。車検証上でも6人と記載されるので違法でもなんでもありません。ただ真ん中の着座部分はあくまでオマケなので窮屈な思いをしますが。トランクも広大。大人2人は入るんじゃないでしょうか?

 

・購入後、シート塗装

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よく見てもらえるとお分かりかと思いますが、運転席だけ色が違います。そうです、このシートは自分で塗装しました。染めQという缶スプレーを使って。後に運転席も同じ色にしましたが。

ドアトリムもカルティエ仕様を狙ってクリーム色に塗装。シートだけで確か40本位使ったんじゃないかな?色々と苦労しましたよ。この苦労話は気が向いたらするとします。

遮音性もばっちりでしたけど、風切り音だけがうるさかったです。

 

 

・国産車にはない「味」

これは外車ユーザーの方々ならなんとなくわかるはずです。このタウンカーも初めて車内に乗り込んだとき、なんとも言いようのない雰囲気に包まれていて、その車内空間だけがアメリカにいってしまっているかのような。。。

そんな独特な雰囲気がありました。

次第に意味もなくタウンカーに乗る回数が増えていきました。これが所有する喜びというヤツか?と。駐車場に置いてあるタウンカーを眺める回数も増えましたね。

 

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あの時シーマやプレジデントを買っていたらDTSに乗ることもなかったでしょう。興味のある人はまず実車を見て下さい。写真で見るよりもかなり迫力あります。

タウンカーのおかげ?でeBay輸入もするようになったし、車繋がりも増えたし、この車は様々な意味で自分に変化をもたらせてくれた意義のある1台です。

現在本国では新たな、次世代のリンカーン車がデビューするところ。その中でキャデラックCT6と肩を並べられるフルサイズセダン・リンカーン・コンチネンタルの復活が決定しています。日本には入ってこないでしょうけど、一目お目にかかりたいもの。

久々に写真を見ていて思いました。やっぱりタウンカーはイイですね。次にタウンカーに乗るとすれば最終型のロング仕様を狙います。

コメント

  1. […] 全体的な乗り味の雰囲気は前車リンカーン・タウンカーに履かせていたプライマシーLC、ENERGY MXV8に近いものだと感じます。しなやかで安心感のあるタイヤという印象。 […]

  2. […] 以前所持していたリンカーン・タウンカーは16万kmまで乗っていた。購入時ですでに8万km程だった。この車のATFを交換したのは確か12万kmを超えた位だったと思う。それまでは交換歴が分からず、交換したことによる不具合が怖くて交換に踏み切れないでいた。 […]

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