車内が排気ガスくさい~その原因は自分の車にあるかもしれない

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EGRバルブアップ アメ車体験談

キャデラックDTSには購入当初から、長いこと悩まされたオイルが焦げたニオイが車内に充満してくる問題があった。

タペットカバーからの少量のオイル漏れがエキゾーストに垂れて燃えてしまい、そのニオイが室内に侵入してきていたことが原因だった。

これはタペットカバーのガスケットを交換したことで、完治させることができた。

しかしここ半年程、室内が排気ガスくさくなることが多く、原因を突き止めるべくあれこれ追及していた。現象の一因にガスケットの劣化が考えられたので交換。結果見事に減少させることができた。

 

 

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EGR、排気系ユニットのガスケットの劣化

1つはガスケット再使用が原因か

DTSエンジンルーム

 

まず私はガスケット隙間からの排気漏れを疑った。1番怪しいのはインマニ後方(アルミテープがたくさん貼り付けられている物)、バルクヘッド側にある丸い物体のガスケットからの排気漏れ。EGRではないけど、排気を循環させているシステムの1部だと思われる。

何故かと言えば、ここ最近イグニッションコイルを交換したのだけどちょうどそのポンプを外さなければコイルにアクセスできず、外さざるを得ない状況に。その際ガスケットの持ち合わせがなかったので、仕方なく再使用して使っていたのがいけなかったのかもしれない。

素人判断はいけないと思ったので1度ディーラーに持ち込んで点検を受けたところ、排気漏れ等の故障や疑わしいパイプの損傷などは見られなかった。とのこと。

ただEGRバルブ付近からどうも排気ガスくさいようなニオイがしてくる。ということで、もしかしてガスケットの劣化か何かでそこから少し排気が漏れているのでは?

という話だったけど、実際漏れているような見栄えはしていない(漏れているとススで黒くなったりする)し、ここが原因と断定するのは難しい。

ということでまずはガスケットを交換して様子を見ることに。ガスケットであれば安いし、自分でも交換はできるのでDIY的にも楽しい。しかしEGRとは…そこは予想外。

 

簡単に見えたEGRも思うように外れず苦戦

手の入るスペースがない

EGRバルブ

画像はEGRを上から覗いたもの。こう見ると上からただ2本のボルトで締まっているだけで取り外しは容易だとたかを括っていたのが間違い。

手の入るスペースが作りづらく、作業性が悪い。それにバカみたいな力で締まっているので全く揺るがない。ボルトを外すと今度はEGRの周りを囲っている板金も一緒に外れてくるので、そいつのおかげでEGRがスムーズに抜けずに苦労した。

悪戦苦闘の末、やっと外れたのが下記

EGRバルブ

 

スロットルバルブクリーナー

どうせならと外したついでに洗浄することにした。以前使って大量に余っていたワコーズ・スロットルバルブクリーナーだ。

EGR洗浄

結構ガンガン拭いたのに汚れはあまり落ちず。いくぶんかはキレイになったかな?程度。まあ今回の目的はガスケットの交換であるので、今までも特に不具合は出ていなかったし、特に気にせず戻そうと思う。

 

くたびれたガスケット

漏れも納得?

旧ガスケット

左側のEGRガスケットはかなり傷んでました。手で持つとボロボロ崩れてきましたね。このような見栄えなら排気漏れもガスケットの劣化が考えられるのでは?

 

交換後はニオイ減少

完治はせず

排気ガス臭は確かに減少した。だけど100%ではない。80%位だろうか。まだニオイがある。まだ他に原因がありそうだ。

ガスケットの値段はせいぜい何百円~位のものが多く、気になったら交換してもいいのではないか。

本当の原因はどこにあるのか?またしばらくは原因追及の日々が続くのだろう。

 

 

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