製造業で安定収入を得る~年収や職場の雰囲気、メリットなど

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日本の物作りの技術は世界でもトップレベルの水準です。細かい、器用な事が得意な国民性が成しえる業でしょう。私が従事する自動車分野ではトヨタの車が世界的に人気があります。トヨタの車は品質がよくて壊れない、丈夫。

これが世界で支持されている1番の理由と言われています。自動車に限らず、日本製の物は海外で軒並み高評価です。私は製造業界に入る10年以上前、サービス業で主に生計を立てていました。初めは全く分野の違うところで、しかも何も経験がなかったのでかなり大変でした。

なんとなく興味本位で叩いた門だったのですが、今ではある程度の知識や経験があり、1つの部門長を任される程までにはなりました。

製造関係ってどうなの?給料は安い?高い?自分にできる仕事なのかな?

と、将来製造関係で働いてみたい方や、ちょっと興味のある方に少しだけお話しできればと思います。一言に製造業と言っても色々ありますが、ここでは私も働いている、自動車関連の分野で従事、ということを主に想定します。

 

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自分が感じる製造業のメリット

休みが多く、出勤時間が安定している

サービス業からの転身だったのでこれは特に強く感じました。サービス業の頃は月の休みもバラバラで決まった日数も特にありませんでした。実際バイトしたことのあるとある業種は社員の休みが月に3~4回しかない、しかも朝から深夜まで働かされる。

そんな光景をよく目の当たりにしていました。ブラック企業の割合が高いような気がします。それにシフト制なので出勤時間も9~17時もあれば、12~22時のときもある。

それが製造業では完全に固定されて、大体休みは土日。出勤時間は8~17時。または9~18時が多いです。これは家庭をお持ちの方にはかなり嬉しいことなのではないでしょうか。生活リズムが一定し、毎日の仕事に規則性が出るので家族サービスの時間も取りやすいし、子供が休みの土日には自分も休みなので一緒に遊ぶこともできます。

大手はフレックスタイムも導入しているところも多いので、そのような企業に入社できればかなり時間の融通が利きます。年間の休みは多いところで120日以上もらえます。年に3分の1は休みです。

お盆休みや年末年始の休みはもちろん、GWや今はやりのシルバーウイークも休めます。優良企業であれば有給休暇の取得も推進されているので、もともとの休みにプラスして有給を申請し、お盆休みが2週間。なんてのもザラです。

自分のペースで働きやすい

サービス業は、当たり前ですがお客さんがいればこそ成り立つ仕事なので、お客様は神様、と思って業務に励んでいかないとお金はもらえません。対、人。なので自分のコンディションが良くない、例えば風邪をひいたときや具合が悪いとき、ちょっと気がのらないときも無理に自分を奮い立たせて、仕事をしなければいけない場面もあります。

製造業は仕事をする相手が人ではなく、物を作って完成させる。というゴールに向かって仕事をします。そのゴールに向かってスケジュールを立てて目標を達成させていくので、スケジュール通りに事が運べば比較的自分のペースで仕事を進めやすいと言えます。

しかしその中には繁忙期や逆にヒマな時期が必ずあり、忙しいときは必死になって仕事をこなします。ノルマはありませんが納期などはあります。なので短納期のときなんかは早く仕事をこなさなければなりませんが。仕事に慣れてくればある程度は自分でコントロールできるようになります。

 

安定した賞与

これは大手のみの特権です。大手というのはトヨタや日産、誰でも聞いたことのあるような会社です。2回の賞与は毎回安定して支給される上に、勤続年数によって少しづつあがります。退職するときも十分な額がもらえることでしょう。私は中小企業なので、大手で働ける人は羨ましい限りです。

 

手に職がつく

最大のメリットではないでしょうか。どの会社でも自分のスキル1本でメシを食っていける。まさに「職人」になれます。そこから自立する人もたくさんいます。どんなに不況だったとしても、自分の今まで磨いてきたスキルがあればなんとかやっていけます。

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板金歴50年、なんていう大先輩を何人も見てきました。そういった人達は本当にすごいですよ。日本の物作りの誇りだと思ってます。

 

製造業のデメリット

3K職場がある(汚い・くさい・危険)

CADオペレーターなどの事務仕事に携わる人はこの限りではありませんが、物を実際に加工したり組み立てたり、削ったり叩いたりする「現場」の仕事は大体3Kです。この3Kがイヤで辞める人は結構います。

重量物を運ぶシーンで腰を痛めるのはよく聞く話だし、誤って指を切断したとか、それはまだいい方で、死亡する事故もまれにありますし、そういった重大な事故がおこることもあります。

 

人間関係が希薄になる

サービス業はいろんな人に知り合えます。お客さんとも仲良くなって飲みに行ったりして、それが楽しかったりしたものですが、製造業はそれがありません。毎日毎日社内の同じ人と顔を合わせるようになります。営業に出る人は顔を出しに行く分、まだ色んな人と接点がありますけどね。

 

性格が暗くなる

これは人によるところかもしれませんが、サービス業と違って人と触れ合わなくなるので、だんだん喋る機会が減るんですよ。働く環境にもよりますけど、1日中黙々と作業したりすることも多いので。そうなると自然と性格まで暗くなってきちゃいます。

上記の人間関係が希薄になる、に通じていますね。これは自身の経験上では、大手のCADオペレーターに特に多い傾向にありました。みんな黙々と、パソコンとにらみ合いながら仕事をしてます。

以上、簡単に思いついたままにデメリットを記載しました。特に3Kは物を作るという仕事をする以上、多少は覚悟が必要です。

 

自分に向いてるかどうか?

軽くメリット・デメリットに触れましたけど、最後に自分が製造業に向いてるか向いてないか?についてお話しさせてもらうと、機械をいじるのが好きだったり、DIYで物を作るのが趣味だったり、そういった人は製造業に向いてると思います。1人で淡々と集中して作業を行うこともありますから、そこに楽しみを見いだせることができる人は向いてます。

でもやっぱり自分でやってみないとわからないところではあります。3か月の使用期間で試してみるのもいいかもしれませんね。

 

気になる年収は?

賃金は初めは低めに設定されます。普通、一般的な高卒・大卒位の収入が多いようです。20代で年収300~450、30代で年収450~600、といった感じではないかと思います。

中小、大手で賃金にバラつきがあるので一概には言えません。いきなり高収入、というのはあまり聞いたことがありません。

初めのうちから給料いいなあと感じるのは自動車のボディのライン工位ですかね。よくフリーペーパーで募集しているアレです。期間限定で。製造業は上下関係の強い縦社会、年功序列が一般的なので、入社したての下っ端は、たとえ年齢が高くても給料は控えめな気がします。

 

転職するには?

間口はかなり広いので若い20~30位までの方であれば、積極的に採用する企業が多いはずです。何故かというと、製造業はその技術を継承していかなければならないので、若い人材は宝とされています。覚えるのが早い、という側面もありますね。特に資格もいりません。入社してから色々取らされます。

30を超えてきてしまうと何かしらのスキルがないとダメだったり、誰かの紹介とかコネを使わないと難しくなってきます。異業種からの転職となれば、製造業には何故かちょっと風変わりな人たちが多くいるので、なじむのに時間がかかると思います。こだわりが強かったり、見た目に個性があったり。

覚えることはかなりたくさんあるので、生涯勉強するつもりで仕事ができます。初めはかなり苦労するでしょうけど、知らず知らずの内に身についていくものなので心配ありません。投げ出さずに頑張ってみて下さい。

あとから必ず自分の力になって返ってきます。

またそのうち製造業関係について語っていこうと思います。

 

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